更新日: 2017.11.19 19:41
マカオFIA F3ワールドカップ:最終周の最終コーナーでドラマ! ティクトゥムが優勝飾る
しかし9周を過ぎるころになるとギュンターのペースが落ち、まずは11周目にハプスブルクがギュンターをパス。さらにノリスも3番手を狙い、ギュンター、ノリス、ティクトゥム、ラルフ・アーロン(VAR)、ペドロ・ピケ(VAR)という5台のバトルに、14周目のリスボアでは4台が並ぶ激しい攻防が展開されたが、ティクトゥムが豪快に3番手に浮上した。
一方、トップのセッテ・カマラにはハプスブルクが接近。ファイナルラップにはマンダリンからリスボアにかけ、サイド・バイ・サイドの戦いを展開する。しかし、なんとかファイナルラップにインを死守したセッテ・カマラがトップのまま最終周のフィッシャーマンに突入する。
しかし、最終コーナーでまさかのどんでん返しが。フィッシャーマン立ち上がりからハプスブルクがセッテ・カマラに並びかけると、アウトからハプスブルクがトップに浮上。2台はオーバースピード気味に最終コーナーにアプローチすると、バリアに2台ともクラッシュしてしまう。
これで、2台を横目に3番手につけていたティクトゥムがまさかのトップチェッカー! 2位はノリス、3位はアーロンという結果に。名家の出身であるハプスブルクは、壊れたマシンで最後までアクセルを踏み込んだが、4位でチェッカー。マシンを降りると、チームスタッフにチャレンジを賞賛された。
日本勢では、「昨日よりずっとクルマが良くなりましたが、昨日の成績がすべて」という牧野任祐(モトパーク)が9位。後方から追い上げたアレックス・パロウ(ThreeBond Racing with Drago Corse)が11位でチェッカー。宮田莉朋(TEAM TOM’S)が12位。途中、「アクセルが戻らなくなってしまった」とメルコヘアピンでクラッシュするシーンがあった坪井翔(TEAM TOM’S)は1周遅れの14位。関口、山下はリタイアとなった。
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