更新日: 2018.05.11 21:02
CTCC:開幕戦上海、ロブ・ハフのVWラマンドGTSが12番手から劇的逆転で連勝
その中にはハフのチームメイトであるロドルフォ・アビラのSAICフォルクスワーゲン・ラマンドGTSも含まれており、総勢5台のマシンがリタイヤとなるなか、長きにわたる中断を経て再開されたレースは3周のみのスプリントに。
ハフはそのままフォンタナのキアを従えてトップチェッカー。3位表彰台にはフォード・フォーカスをドライブするマーティン・カオが入った。
トップ12がリバースグリッドとなる日曜午後のレース2は、勝者ハフが12番グリッドからのスタートとなり、全12ラップの決勝がスタート。
リバースポールからスタートしたのは、波乱のレース1でDNFとなっていたドンファン・キアのジェイソン・チャン(キアK3 2.0T)となり、北京セノヴァの『BAIC・セノヴァD50』をドライブするファン-カルロス・チューが2番手で追走する展開に。
しかし、そのオープニングラップでSAICのアビラとチェン・チャン・ダンを含めた中団グループでクラッシュが発生し、早々にセーフティカーが出動。
4周目にリスタートが切られたところですでにハフは6番手までポジションを上げており、その2周後には早くも先頭2台の背後に到達。スタートから7周を終えたところで早くもトップに躍り出る、ワールドクラス・ツーリングカードライバーの底力を見せつけるレース展開となった。
そのまま好天のレースは12周のチェッカーを迎え、ハフが開幕2連勝。2位にそのハフを追いかけポジションを上げてきたフォードのカオ、3位にキアのチャンが入った。
続くCTCC中国ツーリングカー選手権の第2戦は、5月18〜20日の週末に中国では比較的長い歴史を持つストップ・アンド・ゴー・サーキットの珠海(ズーハイ)国際サーキットで開催される。