更新日: 2018.07.29 11:46
FIA F2第8戦ハンガリー レース1:デ・フリースが今季2勝目。牧野と福住はダブル入賞
7番手を走行していた福住はロベルト・メリ(MPモータースポーツ)に交わされ8番手に浮上する。12番手を走行していた牧野はファステストラップをマークしながら走行を重ねていった。
レース中盤、ピット戦略から2番手に浮上していたデ・フリースはトップを行くノリスより約2秒速いラップタイムを刻みながら走行を重ねる。
27周目、デ・フリースはついにノリスを捉え、ターン8で一気にオーバーテイク。トップに立った。
福住はギオットに交わされ9番手に後退。さらには10番手のアルテム・マルケロフ(ロシアンタイム)とテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げていく。
31周目、ニコラス・ラティフィ(ダムス)がマシンストップ。バーチャルセーフティカー(VSC)が導入されるが、すぐにマシンが排除され、VSCが解除された。
33周目、ターン1で福住はマルケロフに交わされ10番手に後退する。
最終周に2番手争いが激化。1コーナーで3番手のセッテ・カマラが2番手のノリスに仕掛ける。しかし、オーバーテイクに失敗し失速、後ろから来たフォコに交わされてしまう。
2番手争いはターン13で決着する。3番手のフォコに対し4番手のセッテ・カマラが接触、フォコはスピンを喫する。ノリスはそんなふたりを尻目に2位フィニッシュを飾った。
セッテ・カマラが3番手ポジションでフィニッシュするも、フォコとの接触に対して10秒ペナルティが科せられ7位。フォコが3位表彰台を獲得している。
デ・フリースは逃げ切り優勝。今季2勝目を飾った。
牧野は20番手スタートから9位入賞を果たす。一時7番手を走行していた福住は10位でレースを終えている。
FIA F2第8戦ハンガリーのレース2は、日本時間7月29日18時20分からスタートする。
■FIA F2第8戦ハンガリーのレース1 順位結果
Pos | No | Driver | Team | Time/Gap |
---|---|---|---|---|
1 | 4 | N.デ・フリース | プレマ・レーシング | 1h00’16.996 |
2 | 19 | L.ノリス | カーリン | 16.508 |
3 | 21 | A.フォコ | チャロウズ | 20.752 |
4 | 7 | J.エイトケン | ART | 21.805 |
5 | 5 | A.アルボン | ダムス | 23.077 |
6 | 14 | L.ギオット | カンポス | 28.696 |
7 | 18 | S.セッテ・カマラ | カーリン | 29.099 |
8 | 1 | A.マルケロフ | ロシアンタイム | 35.594 |
9 | 2 | 牧野任祐 | ロシアンタイム | 36.304 |
10 | 12 | 福住仁嶺 | アーデン | 37.114 |
11 | 9 | R.メリ | MPモータースポーツ | 37.983 |
12 | 16 | A.マイニ | トライデント | 38.336 |
13 | 3 | S.ゲラエル | プレマ・レーシング | 39.120 |
14 | 17 | A.ロランディ | トライデント | 39.858 |
15 | 15 | R.ニッサニー | カンポス | 48.072 |
16 | 11 | M.ギュンター | アーデン | 53.241 |
17 | 20 | L.デルトラズ | チャロウズ | 73.696 |
18 | 10 | R.ボシュング | MPモータースポーツ | 1Lap |
NC | 6 | N.ラティフィ | ダムス | DNF |
NC | 8 | G.ラッセル | ART | DNF |