更新日: 2019.02.12 17:25
豪州SC:DJRとティックフォード、本戦仕様『フォード・マスタング』を初披露
ティックフォードの顔としてチームに13年間在籍した2015年シリーズ王者のマーク・ウインターボトムが移籍し、今季はシートスワップの形で加入したリー・ホールズワースとチャズ・モスタートの3台体制でマスタングを走らせる。
一方、2018年に念願のドライバーズチャンピオンシップ初制覇を果たしたスコット・マクローリン擁するDJRチーム・ペンスキーも、新たに”シェルVパワー・レーシング”のカラーリングをまとった『フォード・マスタング・スーパーカー』を公開。
マスタングのシェイクダウンでもステアリングを握ったマクローリンは、北米フォード・パフォーマンスとの強いアライアンスは、タイトル防衛に向け「間違いなく良い基盤になる」と意気込みを語った。
「僕たちはこのクールなニューマシンの開発に多くの時間と労力を割いてきた。そしてついに、こうしてシェルVパワーカラーのマスタングを目にできて、本当にワクワクしているよ」と王者マクローリン。
「シェイクダウンのときはフォード・パフォーマンスの暫定カラーだったし、このDJRおなじみのカラーリングでドライブしたことはまだない。その姿がどう見えるか、アデレード市街地での開幕戦が今から待ちきれないね」
ペンスキーと共同オーナーを務め、シェルとは52年にわたる関係性を築いてきたディック・ジョンソンは、そのマクローリンのパートナーに引き続きファビアン・クルサードを起用することも発表。同じく耐久カップ登録のドライバーも、昨季と同じくアレクサンダー・プレマ、トニー・ダルベルトの続投をアナウンスした。
また25歳の新王者マクローリンはチャンピオンナンバーのゼッケン1ではなく、引き続きDJR伝統の17号車でシリーズを戦うことを選択している。