豪州SC:改訂版カレンダーを再修正。2021年への年跨ぎ戦は消滅、12月のシドニーが最終戦に
「これによりシリーズのステークホルダー、関係各者のスケジュールに杭を打ち込み、迅速な再始動を可能にしてCOVID-19のシャットダウン後すぐにトラックに戻ることができるよう配慮したんだ」
「もちろん、5月に発表したカレンダーも当時考えうる最高の情報と条件をもとに構築された。しかし2021年シーズンも念頭に置き、チームと放送パートナーとも協議の上で2020年内にシーズンを完了する方針に切り替えた」
「例年よりは短いながらも“サマーブレイク”を設け、来たる2021年シーズンに向け準備期間を取ることが、すべての関係者にとってコンペティションの面でも商業面でも最善の利益になることで同意したんだ」
この決定を受けて「2020年の10月には来季2021年のカレンダーを発表したい」とも続けたシーマーCEOは、この緊急事態で今季キャンセルの憂き目にあったトラックをすべて復帰させたい、との意向も示した。
「2021年のカレンダーでは“冬の期間”に数カ月のブレイクを設けることも想定している」と続けたシーマーCEO。
「モータースポーツに限らず、すべてのスポーツでこれほど困難な時期を経験した今、カレンダーやサーキットの配置を柔軟に保ち、チームやドライバー、パートナー企業など主要な関係者をサポートするべく大幅な変更を受け入れる覚悟が必要だった」
「2021年には(1度カレンダー入りしていた)ニュージーランドのオークランドやベンド、そして(ニューキャッスルやサーファーズ・パラダイスなどの)ストリート・サーキットも我々のカレンダーに復帰する予定だ」
「そして今現在の我々の最大目標は、2020年チャンピオンシップの残り期間にわたって、世界中のファンに素晴らしいレースを確実に提供することだと考えている」
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■VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカー2020年改訂版カレンダー(第2版)
ラウンド 開催日 開催地
Rd.1 2月22~23日 アデレード500(開催済み)
Rd.2 6月27~28日 シドニー・モータースポーツパーク
Rd.3 7月18~19日 ウィントン
Rd.4 8月8~9日 ダーウィン・トリプルクラウン
Rd.5 8月29~30日 タウンスヴィル
Rd.6 9月19~20日 サンダウン
Rd.7 10月8~11日 バサースト1000
Rd.8 10月31~11月1日 パース
Rd.9 11月21~22日 タスマニア
Rd.10 12月12~13日 シドニー・モータースポーツパーク