投稿日: 2016.11.10 18:45
更新日: 2016.11.10 18:49
更新日: 2016.11.10 18:49
いま、アジアのGTレースがアツイ?(2)日本人ドライバー多数参戦。格付けには疑問も
Kojiro Ishii
16~17年シーズンのAsLMS開幕戦(珠海)の様子をかいつまんでレポートしよう。レースは序盤から荒れに荒れ、コースアウトやクラッシュによりセーフティカー(SC)導入が頻発。
オフィシャルの訓練不足と、戦線離脱した車両排除に必要な重機の不足もあって、なんだかなーという緩い展開だった。
とはいえ、参加することに意義があるチームがコースから姿を消すと、欧米や日本でも観られるような耐久レースらしい展開となった。
これが初陣となるヴィンツェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)は、8番グリッドからスタートドライバーを務めたコッツォリーノの奮闘で早々に2番手に浮上し、さらにはレース序盤のSC導入を見事に利用してトップへ浮上。エイドリアン・ザウグ、コリー・ルイスへとバトンをつなぎ、残り約1時間の時点で2番手に約40秒の大差をつけて独走していた。
しかし、レース終盤のSC導入で大差を失っただけでなく、タイヤのスローパンクチャーに見舞われる不運で最終的には3位。変則的なドライバー・ストラテジーを披露した、澤の所属するクリアウォーターのフェラーリが見事な優勝を飾った。
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