投稿日: 2016.04.05 16:01
更新日: 2016.04.05 16:15
更新日: 2016.04.05 16:15
小林賢二がポルシェ・スーパーカップのモナコ戦にスポット参戦へ
Ryuji Hirano / AUTOSPORTweb
日本をメインに、世界中でスポーツカーレースに参戦している小林賢二が、2016年5月26〜29日にF1モナコGPのサポートとして開催されるポルシェ・モービル1・スーパーカップに出場することになった。
埼玉県さいたま市緑区で、歯科医院『こばやし歯科』を開業している小林だが、幼少期からポルシェ、そしてモータースポーツに憧れ、31歳にしてレースデビュー。ポルシェカレラカップ ジャパンに参戦を続け、さらにGTアジアやスーパーGT300クラスにも参戦。VLNニュル耐久シリーズに名門クレマーから参戦したほか、WEC世界耐久選手権にもスポット参戦した経験をもつ。
歯科医とはいえ豊富な資金があるわけでもなく、情熱と積極的な交渉で“夢”を叶えてきた小林は、日本を代表するジェントルマンドライバーのひとりと言える。ポルシェの経験は非常に豊富で、2013年には、当時モービル1・スーパーカップでしか使用されていなかったタイプ991のカップカーにも「日本人で最初に乗りたい!」とアブダビ戦にスポット参戦も果たした。
2015年シリーズは、旧式のカップカーが出場できるポルシェGT3カップ チャレンジに出場していた小林だが、今季の活動を模索している最中、13年のアブダビ戦で所属したMRS GTレーシングから「ケンジ、今年のモナコに出場するか?」というオファーがあったのだという。
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