更新日: 2018.02.15 15:47
【トヨタモータースポーツニュース】“モータースポーツジャパン2009”大盛況のうちに終了
“モータースポーツジャパン2009”大盛況のうちに終了
ブラジルGP参戦決定の小林可夢偉がトヨタF1カーで勇姿を披露
10月10日(土)と11日(日)の両日、東京・お台場の特設会場で「モータースポーツジャパン2009」が開催された。
2日目となった11日(日)は朝から好天に恵まれ、3連休の中日ということもあり、多くのモータースポーツファンが会場に足を運んだ。
トヨタブースでは、サイン会などの他、フジテレビCS739のトヨタモータースポーツ番組、“トヨタモータースポーツネットワーク”の公開収録が行われ、小林可夢偉、中嶋一貴2名のF1ドライバー、SUPER GTのドライバー(脇阪寿一、伊藤大輔、立川祐路、石浦宏明、大嶋和也、平手晃平)、そしてTDPドライバーによるトークセッションに多くのファンの注目が集まっていた。
特に、午前中行われたF1ドライバートークショーでは、終盤にサプライズゲストとして、トヨタF1チーム代表の山科忠が登場。次の週末に行われるF1第16戦ブラジルGPに、負傷したティモ・グロックに代わって小林可夢偉が参戦するという嬉しいニュースを発表し、会場は大いに盛り上がった。
この日も、“トヨタモータースポーツスペシャルラン”として、2度にわたり、会場内に特設された走行エリアで、小林可夢偉によるトヨタF1カーのデモラン、ニュルブルクリンク24時間レースに参戦したレクサスLF-Aのデモランなどが行われ、ファンにその迫力を伝えていた。
2日間にわたって行われたイベントは、合計で10万人を越える観客が来場。大盛況のうちに幕を閉じた。
パナソニック・トヨタ・レーシング ドライバー 小林可夢偉:
「久しぶりに日本のみなさんの前で走行するチャンスをいただき、楽しむことができた。このイベントを通して、ファンの方から沢山の力をいただいた。F1ブラジルGP参戦については、昨晩、新居技術コーディネーション担当ディレクターより聞いた。F1日本GPでグロック選手が負傷していたため、心の準備はできており、日本GPの金曜日の朝、急遽走行が決まった時ほど驚きはなかった。昨日からイベントで忙しく、このことは両親には、まだ伝えていない。この与えられた状況の中でチームのために良い仕事をし、ポイントが獲得できるよう頑張りたい」
TDPドライバー(AT&Tウィリアムズ) 中嶋一貴:
「今回もこのイベントに参加させていただいてとても喜んでいる。ファンのみなさんの前でレース以外では、なかなか走行する場面はないが、日本でのモータースポーツ普及のために、貢献できれば嬉しい。今後もイベントの規模が広がっていき、盛んになって行くことを願っている」
ニュルブルクリンク24時間レース レクサスLF-A ドライバー 飯田章:
「初めて、こうしたイベントで走行させていただいた。このマシンは、ニュルブルクリンク24時間レースでしか走行していないので、みなさんの前でお披露目できて嬉しい。日本では、スポーツカーが現在少ない。そんな状況の中で、イベントへの出演や、話題にあがるだけでもとても刺激になる。クルマに対する「憧れ、夢、希望」をファンの方に抱いてもらえないと、モータースポーツのファンは増えないと思う。そこへのアプローチとして、モータースポーツの普及を目的とするこのイベントに参加できたことは光栄だ」