更新日: 2018.02.23 10:52
【トヨタモータースポーツニュース】NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES 第20戦 6台の“トヨタ タンドラ”がトップ10フィニッシュ
NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第20戦 Las Vegas 350
開催日:9月26日
6台の“トヨタ タンドラ”がトップ10フィニッシュ
NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第20戦「Las Vegas 350」が9月 26日(土)に米国西部ネバダ州ラスベガスのラスベガス・モーター・スピードウェイで開催された。
26日(土)午前中に2度の練習走行を行い、午後3時30分から予選開始。トッド・ボダインが今季初のポールポジションを獲得した。マックス・パピスが12番手、T.J.ベルが13番手、ステイシー・コンプトンが14番手、マイク・スキナーが16番手につけ、12台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。
当初午後6時30分過ぎにスタートが切られる予定で、フォーメーションラップはスタートしたが、照明のトラブルにより一旦全車ピットロードへ。約30分遅れて、午後7時17分に 1.5マイルオーバルを146周(219マイル:約350km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
ポールポジションのボダインは、スタートで若干遅れ、3位に後退するも、トップ争いを展開。22周目にブライアン・アイクラーがターン4でスピンを喫し、この日2度目のイエローコーションが出されると、各車ピットイン。キャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは、一度のピットで給油とタイヤ交換を同時に行うことのできない規則となっているため、様々なピット戦略を採るチームがあり、大きく順位が変動。一度のピットに留めたスキナーが4位、ペターズが5位で29周目に再スタートが切られた。
33周目、7位を走行していたボダインがバランスを崩しハーフスピン。なんとか壁に接触することなく持ちこたえたが、12位までポジションを落としてしまった。
しかし、ボダインは51周目に出されたこの日4度目のイエローコーションで、ピット戦略にも助けられ4位に浮上。再スタート後の58周目には2位、64周目には首位に立った。
その後はイエローコーションが出ず、ボダインは速さを見せるシボレー勢との首位争いを繰り広げたが、惜しくも及ばず、4位でチェッカー。24番手スタートから見事な追い上げを見せたティモシー・ペターズが5位。常にトップ10圏内でレースを戦ったスキナーが7位。アリック・アルミローラが8位、序盤スピンを喫しながらも追い上げたアイクラーが9位、テイラー・マルサムが10位に入り、“トヨタ タンドラ”は6台がトップ10フィニッシュを果たした。
次戦第21戦は10月24日(土)に米国東部ヴァージニア州マーティンスビルのマーティンスビル・スピードウェイで開催される。
ドライバー トッド・ボダイン:
「トップ5フィニッシュを果たすことができ、素晴らしい気分だ。2度にわたってスピンを喫したが、ダメージを受けずに済んだ。何も失うことなく、タイヤのパンクにも見舞われなかった。スタートから中盤までは、オーバーステアが強く、調整を続けたが、最後まで完璧にはならなかった。それでも、シボレー勢と上位争いができて嬉しく思っている。クルーもピットで驚くべき働きをしてくれた。今年は恐らく、私のキャリアの中でも最も厳しい年だ。我々のパフォーマンスは、これまであまり良くなかった。運にも恵まれず、この数週間は我がチームにとって厳しい期間だった。それだけに、今日の4位という結果はこれまでの努力が報われたものであり、とても嬉しい」