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投稿日: 2009.11.16 00:00
更新日: 2018.02.23 10:59

【トヨタモータースポーツニュース】NASCAR NASCAR NATIONWIDE SERIES リード・ソレンソンが3位フィニッシュ


NASCAR NATIONWIDE SERIES
第34戦 Able Body Labor 200
開催日:11月14日

リード・ソレンソンが3位フィニッシュ
前半をリードしたデニー・ハムリンは無念の接触で12位

 11月14日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第34戦「Able Body Labor 200」がフェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催された。

 14日(土)決勝を前に、午前10時5分から予選が行われ、デニー・ハムリンが、コースレコードを更新するタイムを叩き出し、今季2度目となるポールポジションを獲得。カイル・ブッシュが2列目4番手、ジェイソン・リフラーが6番手、マイク・ブリスが8番手、リード・ソレンソンが10番手と5台の“トヨタ カムリ”がトップ10グリッドを確保し、9台が決勝へと進んだ。

 午後2時47分に1マイルオーバルを200周(200マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。
 ポールポジションのハムリンは順当にポジションを守ってスタートを切ったが、4番手スタートのKy.ブッシュは、8周目にスピンを喫し、壁に接触。車体にダメージを負ったためにピットでの修復を余儀なくされ、大きく後退。このアクシデントでイエローコーションが出されたが、Ky.ブッシュは38位からの再スタートとなってしまった。
 一方、首位を行くハムリンは、再スタート直後こそ、カール・エドワーズ(フォード)に先行されたものの、すぐに首位の座を奪い返し、イエローコーションの出ない展開の中で、後続を引き離して行った。後方では、ブリスとソレンソンがトップ10圏内を走行。Ky.ブッシュも目覚ましい追い上げを見せ、77周目には10位まで返り咲いた。
 99周目に激しい多重クラッシュが発生し、13分にわたる赤旗中断を経てレースは再開。ピット作業で首位の座は譲ったハムリンだったが、エドワーズ、ケヴィン・ハーヴィック(シボレー)らとその後も首位争いを展開した。
 狭いコースでの接近戦が繰り広げられる中、158周目に、上位を争っていたハムリンは後続から接触され、スピン。幸いにも壁や他車への接触はなかったが、ハムリンは首位と同一周回の最後尾、17位までポジションを落とすこととなってしまった。
 これで、“トヨタ カムリ”勢の最上位に立ったのは、レースを通して着実にトップ10圏内での走行を続けたソレンソン。終盤ペースを上げたソレンソンは、3位でチェッカー。8位にブリス、9位にKy.ブッシュが入り、ハムリンは12位フィニッシュとなった。
 シリーズのドライバーズランキングで首位につけるKy.ブッシュは9位に入ったが、タイトルを争うエドワーズが優勝したため、タイトル決定は最終戦へと持ち越し。しかし、その差は190ポイント(NASCARでの1レース最大獲得ポイントは195ポイント)で、Ky.ブッシュは次戦決勝レースに出場し、スタートを切れば(最後尾43位でも34ポイント獲得)タイトルが決定する。

 シーズン最終戦となる次戦第35戦は11月21日(土)、ホームステッド・マイアミ・スピードウェイで行われる。

ドライバー リード・ソレンソン:
「とても良い結果だ。着実なペースで走り続けることができ、太陽が沈んでからの最後の走行は本当に好調だった。そして29号車(クリント・ボウヤー)をパスし、本当に良いラップタイムで最後まで走り続けることができた。最後のピットストップでの調整が上手く行ったのと、太陽が沈んだことが我々の“トヨタ カムリ”に巧く働いたようだ。本当に嬉しい。最後はカール(・エドワーズ)と勝負できるレベルにあったと思うが、捕らえることはできなかった。限られた回数のピットストップで、正しい方向での調整が行えたと思う。ネイションワイド・シリーズでこのチームとレースを戦うのは本当に楽しい」


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