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投稿日: 2009.10.26 00:00
更新日: 2018.02.23 10:55

【トヨタモータースポーツニュース】NASCAR NATIONWIDE SERIES マーティンスビル トヨタ、2年連続マニュファクチャラータイトル確定!


NASCAR NATIONWIDE SERIES
第32戦 Kroger on Track for the Cure 250
開催日:10月24日

トヨタ、2年連続マニュファクチャラータイトル確定!
“トヨタ カムリ"が2−3−4位フィニッシュ

 10月24日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第32戦「Kroger on Track for the Cure 250」が米国南部テネシー州メンフィスのメンフィス・モータースポーツ・パークで開催された。

 この週末は1000kmほど離れたマーティンスビルでスプリント・カップ・シリーズとキャンピング・ワールド・トラック・シリーズが開催されていたが、Ky.ブッシュをはじめとするスプリント・カップ・シリーズのドライバーが両方に参戦。忙しい週末を送ることとなった。

 23日(金)の2度の練習走行を経て、24日(土)午前9時35分から予選が開始。今大会ジョー・ギブス・レーシングからネイションワイド・シリーズにデビューする18歳のルーキー、マット・ディベネデットが“トヨタ カムリ"勢最上位の2列目4番手を確保。マイク、ブリスがその後方6番手。Ky.ブッシュが決勝で駆る18号車はケイシー・アトウッドがドライブし 11番手に

 午後2時47分に0.750マイルオーバルを250周(187.5マイル:約300km)で競われる決勝レースがスタート。

 Ky.ブッシュ、デイビッド・ロイティマンらはドライバーチェンジを行ったため、フォーメーションラップ中にスターティングポジションを下げ、後方からの追い上げを強いられることとなった。
 4番手スタートのルーキー、ディベネデットはトップグループに留まり、ポジションをキープ。6番手スタートのブリスが次々と前走車をかわし、35周目に首位に立った。これに、ディベネデットが続き、“トヨタ カムリ"の1−2体制。後方では、序盤から多重クラッシュが多発する中、ロイティマンとKy.ブッシュが目覚ましい追い上げを見せ、50周目には2台共にトップ10圏内まで浮上して見せた。

 63周目にこの日4度目のイエローコーションが出され、各車がピットに入った際、5位走行中のディベネデットはピットアウト時にロイティマンと接触。フェンダーにダメージを負い、ポジションを大きく落としてしまった。

 その後は、首位を行くブリスにKy.ブッシュが迫り、93周目にKy.ブッシュがブリスをパス。しかしブリスもすぐに抜き返し、ブラッド・ケセロウスキー(シボレー)、カール・エドワーズ(フォード)らとの激しい首位争いとなった。

 167周目には、多重クラッシュにより10分程の赤旗中断。レース再開後も、激しいバトルは続き、残り2周で他車のスピンによりイエローコーション。レースは4周延長され、“グリーン・ホワイト・チェッカー"で決されることとなった。

 2位のKy.ブッシュは首位のケセロウスキーをテール・トゥ・ノーズで追い上げたが、僅か0.090秒及ばず、2位でフィニッシュ。3位に29番手スタートから後半追い上げを見せたジェイソン・リフラー、4位は最多の85ラップに渡り首位を走行したブリスが入り、“トヨタ カムリ"は2−3−4フィニッシュとなった。

 この結果、トヨタは3戦を残して、2009年シーズンのマニュファクチャラータイトルを確定することとなり、2年連続でのタイトル獲得となった。

 次戦第33戦は11月7日(土)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「トップ10入りの困難なレースカーで、2位フィニッシュできたということは喜ぶべきなのだろう。しかし、今日またしても2位に甘んじることとなったのは、本当に残念だ。とはいえ、シーズン最多2位獲得の記録を打ちたてられたというのは素晴らしいことだ。ランキングでは、また少し差を拡げることが出来たが、まだ残り3戦あり、誰にでも勝つチャンスはある。タイトル獲得を目指し、残りのレースも全力で戦う」


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