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投稿日: 2009.06.22 00:00
更新日: 2018.02.15 13:44

【トヨタモータースポーツニュース】TDPレポート F1第8戦イギリスGP/GP2/SUPER GT第4戦セパン(6月22日号)


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TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【6月22日号】

F1第8戦イギリスGP 中嶋一貴は速さを見せるも11位
GP2シリーズイギリス大会で小林可夢偉はリタイア/17位

F1世界選手権
 F1第8戦イギリスGPが6月19日(金)から21日(日)にかけてイギリスのシルバーストーン・サーキットで開催された。今季のF1にはTDPドライバーの中嶋一貴(AT&Tウィリアムズ)が参戦している。
 来季よりイギリスGPはドニントンパーク・サーキットで開催されることが発表されており、今年を最後として、当面シルバーストーンではGPが開催されないこととなる。中嶋は一昨年のGP2で2戦連続3位表彰台を獲得。ウェットレースとなった昨年のイギリスGPでも、8位ポイント獲得を果たすなど、シルバーストーンを得意としており、今季初ポイント獲得に期待がかかった。

 19日(金)に2度にわたって行われたフリー走行では、中嶋は1回目こそ17番手となったが、午後の2回目は4番手タイム。20日(土)午前中のフリー走行3回目では、チームメイトのニコ・ロズベルグに次ぐ、2番手タイムを叩き出した。
 午後1時より、ノックアウト方式で行われた予選では、Q1でトップタイムをマーク。Q2でも6番手につけ、今季2度目のQ3進出を果たした。
 Q3でも5番手タイムをマークした中嶋は、予選の3セッション全てでチームメイトを上まわる結果を出し、見事今季最高グリッドから決勝に挑むこととなった。

 21日(日)午後1時から60周の決勝レースがスタート。ハードタイヤを選択した中嶋は、好スタートを切り4位で序盤戦へ。前を走る2台と遜色ないタイムでポジションを維持し、早めの15周目にピットイン。しかし、ピットタイミングを遅らせた後続勢に先行され、全車が1回目のピットを終えた時点で、中嶋は9位までポジションを落としてしまった。
 その後も健闘を続けた中嶋であったが、2度目のピットイン時にも後続2台にかわされ、無念の11位に終わった。


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