ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.05.18 00:00
更新日: 2018.02.17 08:04

トヨタ、ニュル24時間はLFA Code Xがクラス優勝


トヨタモータースポーツニュース

2015年5月18日
トヨタ自動車(株)モータースポーツマーケティング部

ニュルブルクリンク24時間耐久レース2015
TOYOTA GAZOO Racing、LEXUS LFA Code XはSP-PROクラス優勝・総合14位、LEXUS RCはSP-3Tクラス4位・総合39位でフィニッシュ

 5月14(木)-17日(日)、ドイツ・ニュルブルクリンクでニュルブルクリンク24時間耐久レースが開催された。1970年に始まり、今年で43回目を迎えたニュルブルクリンク24時間耐久レース。1周約25km、高低差約300mという過酷なコースを、排気量やサイズ・改造の度合いなど性能差のあるマシンが一斉に走行し24時間を戦い抜く。

 TOYOTA GAZOO Racingは、人材育成と車両開発を目的として2007年から参戦。当初からチームのメカニックはトヨタ自動車社員で構成している。9年目の挑戦となる今年は、LEXUS LFA Code X(53号車・SP-PROクラス)とLEXUS RC(187号車・SP-3Tクラス)の2台で参戦した。

 14日(木)の予選1回目は4時間。ちょうど日没からナイトセッションの中での走行となった。フリー走行終了間際から降り始めた雨によりウェット路面の中でタイムアタックを行うも、予選途中に雨はやみ、ドライに変化。LEXUS LFA Code Xは10分01秒614でSP-PROクラス2位、LEXUS RCは11分24秒255でSP-3Tクラス5位を獲得した。

 15日(金)は予選2回目とトップ30予選が行われた。予選2回目は2時間。LEXUS RCは 蒲生/松井選手が走行を行い、10分00秒116でSP-3Tクラス4位という結果となった。

 LEXUS LFA Code Xはすでに4月12日に行われた予選レースでSP-PROクラス優勝しており、 トップ30予選出場権を獲得。石浦選手のアタックで8分26秒280を記録し、総合23位で決勝を迎えた。

 16日(土)現地時間16時に決勝レースはスタート。スタートドライバーはLEXUS LFA Code Xが大嶋選手、LEXUS RCは木下選手がステアリングを握った。

 途中コースの一部で降雨が見られたため、タイヤ交換のためにピットインを重ねるものの、2台は順調に走行を続けた。