更新日: 2018.02.17 08:44
ニッサンGT-R、SGTタイで第2戦に続く連勝を狙う
NISSAN MOTORSPORTS
2015.06.14
前戦の富士に続いて、GT-Rに連勝のチャンス
2015 SUPER GT 第3戦 – プレビュー
6月20日・21日の両日、首都、バンコクから約400kmのタイ・ブリーラム県にあるチャーン・インターナショナル・サーキットではSUPER GT第3戦「BURIRAM SUPER GT RACE」が、開催されます。今年で2回目となったタイ・ラウンドは、昨年の10月から6月に移動。日本国内が梅雨に見舞われるこの時期に、猛暑のタイで文字通りの熱戦が展開されることになりました。
GT500新規定での2年目となる本年、日産陣営は4チームで連覇に挑んでいます。ディフェンディングチャンピオンとして挑む#1 MOTUL AUTECH GT-Rが「王者は騒がず、動かず」の定石通り松田次生/ロニー・クインタレッリ組でミシュランタイヤを使用。#12 カルソニックIMPUL GT-Rは安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組でブリヂストン、#46 S Road MOLA GT-Rは本山哲/柳田真孝組でミシュラン、とこちらも強力だった昨年のチームパッケージングをそのまま踏襲しています。ヨコハマタイヤを使用する#24 D’station ADVAN GT-Rは、ミハエル・クルムがル・マン・プロジェクトに専念するためにシーズン前半はSUPER GTを欠場することになり、レギュラーの佐々木大樹のパートナーには去年GT300クラスにフル参戦したルーカス・オルドネス(スペイン)を抜擢しています。なおクルムもシーズン後半にはチームに合流することになっています。
5月のゴールデンウィークに富士スピードウェイで開催されたシリーズ第2戦では、#1 GT-Rの松田/クインタレッリ組が実質的なポールトゥウィンで今季初優勝。#12 GT-Rの安田/デ・オリベイラ組が2位で続きGT-R勢がライバルを一蹴する結果となりました。