クルマニュース

投稿日: 2010.09.16 00:00
更新日: 2018.02.15 22:17

ポルシェ、カレラの頂点に立つ「911カレラGTS」を導入


ワイドボディとさらに強力になったエンジンを備えた、後輪駆動の新しいカレラのトップモデル

ポルシェ「911カレラGTS」を導入

ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)では、最高出力408 PSの卓越したビークルダイナミクスと妥協のないスポーツ装備を携え、新たにカレラ モデルレンジの頂点に君臨する「911カレラGTS」および「911カレラGTS カブリオレ」の予約注文の受付を、10月15日(金)より日本全国のポルシェ正規販売店において開始いたします。
「911カレラGTS」および「911カレラGTS カブリオレ」は、10月2日(土)に開幕するパリ モーターショーにてワールドプレミアとなる予定です。

3.8リッター水平対向エンジンを搭載した911カレラGTSおよび911カレラGTS カブリオレの最高出力は、911カレラSを23 PS上回る408 PSに達し、435 PSを発生する911 GT3に、より近いパフォーマンスを発揮します。0-100 km/h 加速タイムは、スポーツクロノパッケージ・プラス(PDK)をスポーツプラスモードにした場合、カレラSより0.1秒速い4.2秒となります。

カレラGTSのエンジンには充填効率を上げるための対策が施されています。専用レゾナンスインテークマニホールドには6枚の負圧制御式のチューニングフラップが組み込まれており、これらのフラップが出力とトルクを最適化しながらジオメトリーを切り替えます(カレラSのエンジンではチューニングフラップは1枚のみ)。このため、最大トルクは420 Nmと変更ありませんが、カレラSよりも200 rpm低い4,200 rpmから発生されます。

スポーツ性能の向上に加え、燃費においてもポルシェ インテリジェントパフォーマンスにより、燃料消費量(新ヨーロッパ走行サイクル、NEDC)はカレラSと同程度の10.2リッター/100 km(NEDC)で、CO2排出量は240 g/kmです。

911カレラGTSは、その優れたパフォーマンスに加え、充実した標準装備を数多く備える非常に魅力的なモデルです。

911カレラGTSは、クラシカルな後輪駆動方式にも関わらずカレラシリーズの中では唯一、4WDモデルのカレラ 4と同じく44 mmワイドなボディが与えられています。その他にもハイグロスフィニッシュのリムフランジを持つブラック塗装のセンターロック式19インチ RSスパイダー ホイールや305/30 R 19のリアタイヤなど、他のカレラとは異なる特有の外観上・技術上のディテールを数多く備えます。

標準装備のスポーツエグゾーストシステムは、デュアルチューブ・ツインエグゾーストテールパイプのアウターシェルがブラックで塗装され、テールパイプ間もブラック仕上げとなっています。インナーチューブは外側がポリッシュ仕上げでナノコーティングが施されています。

その他、ブラック塗装のスポーツデザイン フロントエプロン(リップスポイラー付)や専用サイドスカート、また“Carrera GTS”のロゴが(ボディカラーに応じてブラックまたはシルバーで)ドアとエンジンフードにあしらわれます。

スタンダードインテリアカラーの“ブラックアルカンターラ”に合わせ、運転席および助手席スポーツシートのセンターセクションはブラックのアルカンターラで覆われています。インテリアは、新しい3本スポーク・スポーツデザイン ステアリングホイールのリム、シフトレバーやハンドブレーキレバーなどドライバーとパッセンジャーが直接触れる部分はブラックを基調としたアルカンターラなど高品質な素材で仕上げられています。


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