クルマニュース

投稿日: 2012.03.07 00:00
更新日: 2018.02.16 07:44

マセラティ グラントゥーリズモ スポーツ初公開


「マセラティ グラントゥーリズモ スポーツ」ジュネーブモーターショーにて世界初公開
2012年3月7日

2012年3月6日、ジュネーブ発-マセラティの最新モデル「マセラティ グラントゥーリズモ スポーツ」がジュネーブモーターショーで華々しいデビューを飾りました。

最先端のグランドツアラーというコンセプトのもと、大きな成功を収めてきた「グラントゥーリズモ」シリーズ。最新モデル「マセラティグラントゥーリズモスポーツ」は、マセラティ独自のスポーティなパフォーマンスとデザインをさらに進化させ、徹底的なスタイリング変更と最新テクノロジーの搭載により、卓越した個性を放っています。

4シータークーペ「グラントゥーリズモスポーツ」は、“スポーティなハンドリングと傑出したパフォーマンス”“マセラティならではのエレガンスの追求とパッセンジャーの快適性の向上”という2つのスピリットを融合したモデルです。

2013年モデルイヤーより、既存の「マセラティ グラントゥーリズモ S」は「マセラティ グラントゥーリズモ スポーツ」に置き換わり、オートマチックとセミオートマチックの2タイプを展開します。

最高出力460HPの4.7リッターV8エンジンを搭載
パワフルな4.7リッターV8エンジンは、燃料消費やエミッションを変えることなく、新たに最高出力460HP(338kW)と最大トルク520Nmを発揮。この強大なパワーは、「MCシフトテクノロジー」の採用により最速で100msの素早いギアが可能になった電子制御セミオートマチック・トランスミッションと組み合わされ、最高速度300km/hと0-100km/h加速わずか4.7秒という圧倒的なパフォーマンスを実現しています。一方のオートマチック・トランスミッション仕様では、「グランカブリオスポーツ」や「クアトロポルテスポーツGTS」搭載の「MCオートシフトマネージメントソフトウェア」がパフォーマンスの向上に絶大な威力を発揮し、298km/hの最高速度と4.8秒の0-100km/h加速性能を達成しました。

サスペンションは、連続ダンピング・コントロール・システムの最新バージョンである「スポーツスカイフックシステム」を採用。パッセンジャーの快適性をさらに向上させながら、よりシャープなレスポンスがかつてないファン・トゥ・ドライブを可能にしました。「スポーツモード」ではドライバーのいかなる操作にも極めて鋭敏な反応を示す一方、「ノーマルモード」ではダンパーの減衰率を連続可変制御して路面の凹凸を巧みに吸収し、滑らかな乗り心地を提供します。どちらのモードも路面状況を問わず、スポーティなパフォーマンスと快適性をかつてない高次元で両立しています。

「グラントゥーリズモ スポーツ」に用意されるトランスミッションは2タイプ。ZF製6速オートマチックと、乾式ツインプレートクラッチを内蔵する6速電子制御セミオートマチックです(後者は北米市場には導入されません)。前者のオートマチックはパフォーマンスを損なうことなく、極上の乗り心地を提供するのに対し、後者のセミオートマチックはよりエキサイティングなドライビング体験を可能にします。