ラリー/WRCニュース

投稿日: 2014.03.13 00:00
更新日: 2018.02.16 22:15

山野哲也、全日本ジムカーナ開幕戦で優勝


V16を目指す山野哲也、全日本ジムカーナ開幕優勝の好スタート

 2014年全日本ジムカーナ選手権第1戦が3月8~9日に岡山国際サーキットで開催されました。

 今シーズン唯一サーキットの本コース上で行われるジムカーナということで、開幕戦から注目が集まっていました。なかでもSUBARU BRZが出場するPN3クラスは今シーズンも人気が高く、昨年のチャンピオン山野哲也もエントリーしてきました。

 2013年SUPER GTからの勇退を発表した山野ですが、2014年は自身の活動について、「2012年はSUBARU BRZデビューイベントで世界初の勝利、2013年は公式競技で世界初のチャンピオン獲得。BRZで2度の世界初を達成出来ました。今シーズンも前人未到のV16達成に向けて、全日本ジムカーナ選手権全戦に参加する予定です」と決意しています。

 そして9日の決勝を迎えました。早朝に気温が-5℃にまで下がったため、路面温度は上がりません。決勝コースはジムカーナにしては長めの距離が設定されましたが、山野はこれを見逃しませんでした。1本目のアタックで1分47秒053、2本目にはさらにタイムアップして1分46秒413と、最後は2位に1.5秒差をつける圧勝で今シーズンの開幕戦を飾りました。

「極低温の中で(タイヤ)グリップを上げるセットを探っていたのだけど、距離の長いコースが設定されたことはラッキーだったと思います。アライメントを大幅に変更して、今までやったことのない領域のセッティングで走りました。チャレンジすることで、ライバルの先を行くことができたのが大きな収穫です」と山野。V16に向けて幸先の良いスタートを切りました。


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