更新日: 2018.02.15 23:46
新型EVコンセプトモデル「フィットEVコンセプト」を発表
新型EVコンセプトモデル「フィットEVコンセプト」を2010年ロスアンゼルスオートショーで発表
Hondaの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス、社長:岩村 哲夫)は、2010年11月17日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。
アメリカン・ホンダモーターは、2010年ロスアンゼルスオートショー(プレスデー:2010年11月17日〜18日、一般公開日:11月19日〜28日)にて、EV(電気自動車)のコンセプトモデル「フィットEVコンセプト」を発表しました。
Hondaは、主に市街地での移動に適したコミューターとして、走行時にCO2を排出しない高い環境性能を持つEVを、日米で2012年中に発売することを目指し開発をしています。フィットEVコンセプトはその方向性を示すコンセプトモデルで、Honda独創のパッケージングとユーティリティー性能で世界的に高い評価を得ているフィットをベースに、Hondaが究極の環境技術と位置づける燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」で培った電動化技術と最新のリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
フィットEVコンセプトは「NORMAL」「ECON」「SPORT」の3つのドライブモードの選択が可能で、FCXクラリティにも採用しているギアボックス同軸モーターの特性を活かした2.0Lクラスのエンジンと同等の力強い加速感によるキビキビした走りと、電力消費量を抑えたより高効率な走行を両立しています。
なお、フィットEVのプロトタイプ車を用いた実証実験を、2010年内に日米において開始します。この実証実験を通じてお客様の電動化技術に対するニーズや使い勝手を研究し、2012年の発売を目指します。
■新型EVコンセプトモデル「フィットEVコンセプト」の主要諸元
乗車定員:5名
モーター:ギアボックス同軸モーター(FCXクラリティと同型)
モーター最高出力:92kW
モーター最大トルク:256N・m(26.1kgf・m)
航続走行距離:100マイル以上(LA-4モード)(160km以上)
最高速度:時速90マイル(時速144km)
バッテリー:リチウムイオンバッテリー
充電時間:
120V=12時間以下
240V=6時間以下