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投稿日: 2009.06.29 00:00
更新日: 2018.02.15 13:51

【アウディジャパン】アウディ、安全性に関して最高評価を獲得


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アウディ、安全性に関して最高評価を獲得

●アウディA4およびQ5:より厳格になったユーロNCAP衝突試験において5つ星を獲得
●アウディA4およびQ5は米国で行われた衝突試験でも最高評価
●印象的で革新的なパッシブセーフティ、ドライバーアシスタンスシステム

インゴルシュタット発:最新のアウディモデルは、定評ある4つの試験において、最高の評価を獲得しました。アウディA4およびQ5は、以前よりさらに厳格になったヨーロッパの新車評価プログラム(ユーロNCAP)の衝突試験においても5つ星を得ています。米国運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)もまた、両モデルの卓越した衝突性能を確認し、すべての評価カテゴリーにおいて5つ星を与えました。さらに、米保険業界の非営利団体IIHS(Insurance Institute for Highway Safety)は、アウディQ5を「Top Safety Pick」、すなわち安全面においてベストな車に選定しました。

アウディA3、A4、A6およびアウディQ7の伝統を受け継ぎ、今回はアウディQ5が、米国で信頼あるIIHSによる最高の評価を受けました。大変重要視される「Top Safety Pick」評価を5回獲得した会社は、世界でアウディが初めてです。IIHSは、米国保険業界のために自動車の安全基準を定める非営利団体です。審査対象車両には正面衝突試験、側面衝突試験を1回ずつ実施し、後突頸部障害保護もシミュレーションします。「Top Safety Pick」とされるのは、3項目すべてにおいて最高の評価が下されることが前提で、対象はエレクトロニックスタビリティコントロール(ESP)が標準搭載されている車に限定されます。

IIHSが行う側面衝突試験は、とくに厳しいものです。試験車両には、米国の典型的なSUVを模した可動式バリアが、50km/hの速度で側面から衝突します。その後、車体の変形および乗員にかかる衝撃と動きが分析されます。その結果、アウディQ5は傑出した衝突性能で、他車を引き離しました。高強度および超高強度鋼を使用したコンポーネントを採用することで、きわめて安定したボディが生まれているのです。8つのエアバッグとともに、状況に応じて作動内容を変化させる拘束システムのネットワーク化されたコントロールにより、負傷のリスクはさらに引き下げられています。

後突頸部障害保護試験において、IIHSは頸部と脊椎への衝撃を調査します。アウディQ5は、統合型ヘッドレストシステムとシートジオメトリの最適なデザインにより、むち打ち症のリスクが低くなっています。IIHSは高速後突頸部障害保護試験を行いませんが、アウディQ5のリヤサイドレール、リヤホイール、ボディシルといった各パーツは衝撃のエネルギーを低下させるようデザインされています。燃料タンクはリヤアクスルサポートの前にある保護ゾーンに設置され、衝突が検出されると燃料ポンプはただちに停止します。

アウディA4およびQ5は、内容が充実してさらに厳格になったユーロNCAPの衝突試験においても最高の5つ星を獲得しました。ユーロNCAPとは、ヨーロッパ各国の交通関連当局、自動車団体、保険会社、消費者保護団体によって構成されるコンソーシアムで、新車の衝突安全性能に関する包括的なテストを実施しています。ユーロNCAPの厳格なテスト要件は、ヨーロッパ各国の立法府によって規定されたガイドラインを大幅に上回るものです。2009年2月に、ユーロNCAPはさらに厳しい基準を追加。自動車の全体評価には、アクティブセーフティの高いレベルに加え、成人乗員の保護性能のみならず、小児保護性能、歩行者保護性能も対象範囲となりました。

アウディA4およびQ5は、新しいユーロNCAPのあらゆる評価項目において高いスコアを獲得しました。成人乗員の正面衝突試験、側面衝突試験、そしてシミュレーションによる後突頸部障害保護試験において、100点満点でそれぞれ93点と92点を獲得。また小児の安全面評価でも84点を獲得し、A4ミッドサイズセダンおよびQ5 SUVの基盤となる、包括的な「モジュラー縦型プラットフォーム」の安全コンセプトが成功したことを実証しています。

アウディにとっては、道路交通のパートナーである歩行者やサイクリストの保護も重要事項です。アウディA4に採用される特別なフロントデザインは、トランスバースバンパービーム前に設置した発泡材クッション、余裕を持った衝撃吸収ゾーン、あらかじめ変形ゾーンが設定されたパネル、負荷を受けて変形するよう設計されたフロントフェンダーの専用アタッチメントなどにより、衝撃を軽減するように考えられています。アウディA4はこれにより、日本およびヨーロッパにおいて採用された歩行者保護関連の法律基準をすべて満たす最初の車の1つとなりました。

アウディは、事故を未然に防止する包括的アクティブセーフティのパッケージを用意しています。アウディA4およびQ5は、標準装備される効果的なESPとシートベルトリマインダーにより、ユーロNCAPでも高い評価を得ています。またお客様も、数多くのインテリジェントなドライバーアシスタンスシステムからオプションを選択することができます。レーダーがサポートを行うアダプティブクルーズコントロール、またそれに含まれるアウディブレーキングガードもその一例です。アウディブレーキングガードは、衝突が迫っていると判断されると、ドライバーに対し段階的に警告を発するシステムです。さらに、走行レーン逸脱警告システムであるアウディレーンアシスト、走行レーン変更アシスタントであるアウディサイドアシストなども用意されています。アダプティブコーナリングライトにより路面照明の質が改善したことも、安全性の向上に大きく貢献しています。

アウディA4およびアウディQ5の高い安全基準は、米国運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)の実施する試験でも確認されています。どちらのモデルも、時速56km/h走行時の正面衝突試験、時速62.5km/hでバリアが衝突する側面衝突試験における4つのカテゴリーにおいて、最高の5つ星評価を受けたのです。A4はさらに耐横転性能においても5つ星を獲得しました。重心の高いSUVであるQ5は4つ星評価となりました。この結果は、米国の安全エキスパートの意見も、欧州と変わらないということを示しています。アウディA4とアウディQ5は、それぞれのクラスでもっとも安全な車といえるのです。


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