更新日: 2018.02.15 15:43
【アウディジャパン】アウディAG、環境基金を設立して世界規模の環境対策を統合
アウディ ジャパン株式会社 広報部
2009年10月7日
インゴルシュタット発、2009年10月1日
アウディAG、環境基金を設立して世界規模の環境対策を統合
● 持続可能な環境方針への世界的なコミットメントに対する重要な推進力
● アウディAG会長ルパート・シュタートラー:「アウディの環境関連プログラムおよび総合的な効率化戦略における重要な出来事」
アウディAGは、環境保護に対するコミットメントを強化しています。ドイツのインゴルシュタットに本社を置くアウディは、アウディ環境基金を設立し、500万ユーロが拠出されました。この基金は、公共の利益となる環境保護を念頭に置いた事業や研究を対象としています。基金の評議員会議長には、アウディAG製造担当取締役フランク ドレヴェスが就任しました。
「この基金は、当社の世界規模の環境保護対策を統合するもので、その将来のプロジェクトは持続可能な企業経営に大きく貢献するものです」とアウディAG取締役会会長のルパート・シュタートラーは強調しています。「基金の設立は、アウディの環境関連プログラムおよび総合的な効率化戦略にとって重要な出来事です。」
この基金は、人々の自然な生活、動植物を保護することを目指して設立されました。環境問題に適合する自動車以外の関連技術の開発を推進する対策や研究活動に対して、資金が提供されます。これらの対策は、環境に対する意識の向上や、持続可能な人間と環境との調和も促進することになるでしょう。
「環境保護は、孤立して行うことはできません。当社の環境基金を通じて開始する先駆的なプロジェクトを通して、大きな青写真を総合的に考えた場合にのみ、真に維持可能な企業経営が実現するのです」とアウディAG製造担当取締役 兼 評議員会議長のフランク ドレヴェスは説明しています。
アウディ環境方針の序文には、当社が製品および生産施設の環境適合性を継続的に強化し、天然資源を環境にやさしい方法で利用することが既に明記されています。また、アウディは、継続的に燃費を向上して排ガスを削減するという確固たる戦略に従っています。これに伴い、アウディは、車両ラインアップ全体のCO2排出量を2012年までに約20%削減する目標を立てています。さらに、特定の事業所および工場におけるCO2排出量も削減する取り組みを実施中です。
アウディは既に、インゴルシュタット市の廃熱利用に関する地域契約を結び、この目標に対する大きな一歩を踏み出しました。これまで利用されていなかった120,000 MWhの廃熱が工場に供給されることにより廃熱の利用量が倍増し、インゴルシュタット工場だけで年間約26,000トンのCO2排出量が削減されることにより、環境保護に貢献します。