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投稿日: 2010.02.05 00:00
更新日: 2018.02.15 17:57

【スズキ】スズキのインド子会社マルチ・スズキ社の自動車生産台数が今年度100万台達成の見込み


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スズキのインド子会社マルチ・スズキ社の
自動車生産台数が今年度100万台達成の見込み
工場増設により生産能力を増強

スズキ株式会社のインド子会社マルチ・スズキ社の2009年(1〜12月)の自動車生産台数は、966,069台(前年比127.0%)の実績であったが、年度ベース(2009年4月〜2010年3月)では1,027,000台の生産を見込んでおり、暦年・年度を通じ、1年間の生産台数が初めて100万台を達成する見込みとなった。
インド自動車市場は今後も成長するとみられており、マルチ・スズキ社では将来の市場拡大に対応するべく、マネサール工場に170億ルピー(約330億円)を投じて25万台の増設を行ない、現在の生産能力30万台を55万台まで引き上げることを決めた。稼動開始は2012年春を予定している。これによりマルチ・スズキ社の年間生産能力は125万台(グルガオン工場70万台+マネサール工場55万台)となる。
スズキがインドで「マルチ800」の生産を開始した1983年当時、インドの市場規模は10万台以下の水準であった。1991年の経済自由化政策により、90年代半ばから市場が急速に拡大し、2009年の乗用車市場は150万台を超え、マルチ・スズキ車の市場占拠率は約55%となっている。