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投稿日: 2009.07.20 00:00
更新日: 2018.02.23 10:39

【トヨタモータースポーツニュース】NASCAR TRUCK SERIES第12戦  終盤の猛追及ばず。スキナーが僅差の2位


NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第12戦 Built Ford Tough 225
開催日:7月18日

終盤の猛追及ばず。
マイク・スキナーが僅差の2位

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第12戦「Built Ford Tough 225」が7月18日(土)に米国中東部ケンタッキー州スパルタのケンタッキー・スピードウェイで開催された。

 18日(土)午後3時半から予選が行われ、前2大会で連続トップ3フィニッシュを果たすなど好調のブライアン・スコットが最前列2番手を確保。ブライアン・アイクラーが4番手、トッド・ボダイン、ステイシー・コンプトンが5、6番手で続き、11台の“トヨタ タンドラ”が決勝へ進んだ。

 午後7時19分、1.5マイルオーバルを150周(225マイル:約360km)して競われる決勝レースがスタート。最前列2番手グリッドのスコットはポールポジションのロン・ホーナディ(シボレー)とスタート直後から激しいバトルを繰り広げ、首位に浮上。序盤戦を支配した。しかし、スコットは34周目に右前タイヤのバーストに見舞われ、大きく後退。

 代わって、8、9番手からスタートしたテイラー・マルサム、ティモシー・ペターズ、ボダインらが上位争いを展開。46周目にルーキーのマルサムがキャリア初となる首位に立った。しかし、58周目の再スタートでマルサムは痛恨のミス。これをかわしたボダインが首位に浮上すると、マルサムとペターズが続き、レース中盤は“トヨタ タンドラ”による首位争いとなった。

 100周目前後になると、各車燃料が厳しくなり、グリーン下でピットイン。キャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは一度のピットで給油とタイヤ交換を同時に行うことが禁止されているため、ほとんどが給油のみで済ませ、112周目の、この日3度目のイエローコーションでタイヤ交換のためにピットイン。このピットを終えた時点で、アリック・アルミローラが首位に立った。

 132周目まで首位を守ったアルミローラだったが、この日6回目の再スタート直後にホーナディにかわされ、2位に後退。首位奪還のチャンスを伺っていたが、残り10周を切ろうかというタイミングで、壁への接触を喫し、首位争いから無念の脱落。その直後、3位につけていたマルサムも左側の前後タイヤのパンクに見舞われ、周回遅れとなってしまった。

 これで首位のホーナディに、ボダイン、マイク・スキナーと続いて残り数周での再スタートが切られるかと思われたが、イエローコーション下の走行中に、2位走行中のボダインに駆動系トラブルが発生し戦線離脱。レースは残り10周を切ったところで、首位を争っていた“トヨタ タンドラ”勢が次々と不運に見舞われ脱落していく展開となった。

 19番手と後方スタートから、着実にトップ10圏内での走行を続けていたベテラン、スキナーは、残り5周で最後の再スタートが切られると、ホーナディを猛追。ファイナルラップには何度も並びかけたが、僅か0.135秒及ばず、2位でのチェッカーとなった。4位にペターズ、5位アルミローラ、6位に追い上げたスコット、9位にデイビッド・スターが入り、5台の“トヨタ タンドラ”がトップ10フィニッシュを果たした。

 次戦第13戦は7月24日(金)にオライリー・レースウェイ・パークで開催される。

ドライバー マイク・スキナー:
「ロニー(ロン・ホーナディ)は見事な走りだった。もう1周あったら彼を捕まえられたかも知れないし、もう少し彼にアタックできただろう。我々の“トヨタ タンドラ”は2位の仕上がりではなく、勝てるトラックだった。チームはいい仕事をしてくれた。ファンと、スポンサー、そしてトヨタに感謝したい。ただ、本当に素晴らしい“トヨタ タンドラ”だっただけに、僅差で勝つことが出来なかったのは悔しい」


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