更新日: 2018.02.15 14:34
【トヨタモータースポーツニュース】TDPレポート【8月10日号】
TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート【8月10日号】
フォーミュラ・ニッポン第6戦もてぎで石浦宏明が無念の4位フィニッシュ
Formula Nippon ※一部内容が8月9日付フォーミュラ・ニッポンのリリースと重複しています
8月8日(土)、9日(日)の両日、フォーミュラ・ニッポン第6戦が栃木県のツインリンクもてぎで開催された。
今季のフォーミュラ・ニッポンには、平手晃平(ahead TEAM IMPUL)、石浦宏明(Team LeMans)、大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)、国本京佑(Team LeMans)の4名のTDPドライバーが参戦している。
今大会の行われるツインリンクもてぎでは、5月に第3戦が行われており、今季2度目の開催。ルーキーの大嶋と国本にとってフォーミュラ・ニッポンで2回目のレースであり、経験済みのサーキットとなる。また、石浦は第3戦で3位初表彰台を獲得するなどもてぎを得意としており、TDPドライバーの活躍に期待がかかった。
8日(土)、曇り空の下、午後2時20分からノックアウト方式の予選が開始。TDPの4名は、全員がQ2へと進出。しかし、Q2では国本が10番手、平手が11番手に終わり、Q3進出は叶わず。
Q3へ進んだ石浦と大嶋は、共に好走を見せ、石浦がトヨタエンジン搭載車最高位の3番手グリッドを確保。若干のミスでタイムをロスした大嶋は、6番手につけた。
9日(日)も雲が空を覆い、蒸し暑いもののドライコンディションで午後2時33分から決勝レース(52周)が行われた。
3番手グリッドの石浦は、5番手から抜群のスタートを切ったアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)にかわされたものの、2番手のロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)の前に出た。しかし、第5コーナーでデュバルにパスされ、4位へ。ポールポジションからスタートした小暮卓史がジャンプスタート(フライング)のペナルティを受け後退したため、3位へと浮上し、首位を争う2台の後方で走行を続けた。
中盤のピットイン後も3位のポジションを守り、4位以下とは大きく差を拡げ、そのまま今季2度目の表彰台獲得かと思われたが、シフトトラブルに見舞われ、最終ラップに大きくペースダウン。なんとかチェッカーを受けたが、ブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)にかわされ、4位となった。
平手は、国本がエンジン交換によりグリッド降格となったため、10番手からスタート。スタートで最後尾に落ちたが、その後追い上げ、徐々にポジションアップ。ピットで再び順位を落とすが、45周目には前を行く伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)をパス。他車のリタイアもあり、8位でチェッカー。1ポイントを獲得した。
6番手スタートの大嶋は、フリー走行時に電装トラブルに見舞われ、オーバーテイクシステムが使えない状態でのレースとなった。前半戦はLAWSON TEAM IMPULの2台に割って入る5位を走行。4位争いを展開。ピットインで松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)に先行され6位となったものの、IMPUL勢と同程度のペースでチャンスを伺った。しかし、残り6周となった46周目に突然のトラブルでコース脇にストップ。11位完走扱いに終わった。
国本はエンジン交換のため最後尾13番手からスタート。中盤のピットインを全車が終えた時点で9位までポジションを上げ、初ポイント獲得へ向け、前を行く伊沢を追ったが、38周目にシフトトラブルが発生。ピットへ戻り、リタイアとなった。