更新日: 2018.02.23 11:05
【ポルシェジャパン】ドバイ24時間レースで3連勝を飾る
ドバイ24時間レースで3連勝を飾る
ポルシェ AG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:ミヒャエル・マハト)のワークスドライバー、パトリック・ピレ(フランス)とポルシェ ジュニアチームのマルコ・ホルツァー(ドイツ)がライモン・ナラ(フランス)とともに911 GT3RSRで参戦したドバイ24時間耐久レースにて大差で優勝を飾りました。ポルシェは、このガルフ エリアで開催される耐久レースで3連勝を記録したのです。
昨年、カレラカップドイツで3度ポディウムにあがった21歳のホルツァーは「初めての24時間レースで優勝できて本当に幸せです。フィニッシュラインを通過したときの気分はなんともいえません。ピットウォールでスタッフが祝福してくれているのもはっきり見えました。」とコメントしました。レース後に運転席が出てきた彼のレーシングスーツは汗でびしょ濡れでした。
フランスのIMSAパフォーマンスMatmutチームの911 GT3 RSRは、大きなトラブルに見舞われることなく5.39キロのオートドローム サーキットを608周しました。2009年にアメリカン・ル・マン・シリーズ、ル・マン・シリーズでタイトルを獲得し、もっとも成功したGTマシンは、ポールポジションからスタートし、レースの大半でそのポジションを守り続けました。唯一の危ない場面は、スタートから1時間後にやってきました。パトリック・ピレが明らかにペースの劣る他車を抜く際に接触し、リアアクスルにダメージを負ってしまったのです。とポルシェのワークスドライバーは「アクシデントの瞬間、タイヤのダメージを心配しましたが、無事にレースを続けることができました」と振り返りました。
マルコ・ホルツァーはリチャード・ウエストブルーク(イギリス)とのコンビで参戦したゾルデルでの昨シーズンのFIA GT選手権最終戦に引き続き、2010年の開幕戦を勝利で飾りました。IMSAパフォーマンスMatmutチームで初のレースを終えたポルシェ ジュニアチームのホルツァーは「この調子でシーズンは続いていくと思います。チームの皆が僕を歓迎し、サポートしてくれたことに感謝します」と述べました。
優勝した911 GT3RSRに加え、7台の911 GT3カップがトップ10でフィニッシュし、ポルシェは今シーズン最初の耐久レースでライバルたちに圧倒的な強さを見せつけました。
レース結果:
1. ホルツァー/ピレ/ナラ (ドイツ/フランス/フランス), ポルシェ911 GT3 RSR, 608周
2. 谷口/柳田/ハイルマン/シュトゥック/吉田 (日本/日本/マレーシア/オーストリア/日本),BMW Z4 M, 605周
3. A.ファイサル/ハートゲン/ハートング/K.ファイサル (サウジアラビア/ドイツ/ドイツ/サウジアラビア),BMW Z4 M, 603周
4. ハーリング/コンスタンティノ/ムューニッヒ/バッセン(ドイツ/ギリシャ/ドイツ/ドイツ),ポルシェ 911 GT3 カップ, 588周
5. ルーカス/ミーコス/ビリンスキー/ミツコウスキー/コーナッキー(ポーランド/ポーランド/ポーランド/ポーランド/ポーランド), ポルシェ 911 GT3 カップ, 573周