更新日: 2018.02.15 14:57
【ポルシェジャパン】ポルシェ ケイマンが「ベスト・ドライバーズカー」、「ベスト・スポーツカー」の両賞を受賞
米英自動車専門メディア最高の賞を獲得
ポルシェ ケイマンが「ベスト・ドライバーズカー」、「ベスト・スポーツカー」の両賞を受賞
ポルシェ AG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:ミヒャエル・マハト)のポルシェ ケイマンSがこのほどアメリカの自動車専門誌「モータートレンド」の「2009年ベスト・ドライバーズカー賞」に選ばれました。またこれとほぼ時を同じくしてケイマンも、イギリスの「オートエキスプレス」誌が企画した「2009年ニューカー・アウォーズ」の「ベスト・スポーツカー賞」も受賞しました。いずれもポルシェのミッドシップスポーツカーがもたらすドライビングダイナミクスと精密さ、ステアリングインフォメーション、レスポンスが試乗を行ったテスターたちに認められたことによるものです。
モータートレンド誌が一般道とサーキットで行った試乗で、ポルシェのデュアルクラッチトランスミッション、ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)を搭載したケイマンSはその強みを発揮し、競合するスポーツカー9車種を相手に、トップの評価を受けました。マッシミリアーノ・アンジェレッリとランディ・ロブストというふたりのレーシングドライバーをはじめとした試乗担当チームは、カリフォルニア州のサーキット、ラグナ・セカで試乗を行い、精密きわまりないステアリング性能を高く評価して、このモデルをベスト・ドライバーズカー賞に選びました。これによってケイマンSは、きわめて厳しい基準のもとに選ばれる賞を、またひとつ獲得することになりました。
発行部数110万部、760万人の読者数を誇るモータートレンド誌は、アメリカをリードする自動車専門誌として、世界にもその名を知られています。
イギリスの自動車専門誌オートエキスプレスは、徹底した効率で世界のスポーツカーをリードするケイマンに絶対的な評価を与えました。世界中の自動車メーカーが目標とするベストスポーツカー賞を受賞した要因は、トラクションとバランス、俊敏性が完璧に融合された点でした。また試乗担当者はボクサーエンジンの独特のサウンドに加え、ふたつのラゲッジコンパートメントと大型のテールゲートによる優れた実用性も高く評価しました。
オートエキスプレス誌はイギリスで最大の販売部数を誇る自動車専門誌です。
第2世代ケイマン・シリーズは今年2月に市場へ導入されました。新開発の6気筒ボクサーエンジンは、燃費とパフォーマンスの両面で最高の水準を達成しています。最高出力320hpの3.4リッターエンジンとPDKを搭載したケイマンS(スポーツクロノパッケージ装着車)は0-100km/h加速で4.9秒をマークし、100kmあたりの燃料消費量では9.4リッターを達成しています。最高出力265hpの2.9リッターエンジンを搭載したケイマン(PDK仕様車)はさらに優れた燃費を誇り、わずか9.1リッターの燃料で100kmを走破します。当然のことながら、両モデルともヨーロッパとアメリカの厳しい排出ガス基準、「EU5」と「ULEV」をクリアしています。
ケイマンSの燃料消費量は、ベストドライバーズカー賞を争った他の競合モデルとは異なり、アメリカで課せられる燃料多消費車税の課税基準を下回っています。このためケイマンは、特に燃料を多く消費する車両を対象としたこの税も免除されることになります。