クルマニュース

投稿日: 2009.11.05 00:00
更新日: 2018.02.15 16:18

【三菱自動車】三菱自動車、軽乗用車 『 i (アイ)』 を一部改良


三菱自動車、軽乗用車 『 i (アイ)』 を一部改良
~99.8万円(2WD車)の特別仕様車「Limited」も引続き販売~

 三菱自動車は、軽乗用車『i(アイ)』の燃費向上を図り、NA(自然吸気)エンジンの2WD車をエコカー減税(環境対応車普及促進税制:自動車取得税/自動車重量税50%軽減)に適合させたほか、ヘッドライトを自動的に点灯・消灯させるオートライトコントロールを装着するなど装備を向上させて、11月13日(金)から全国の系列販売会社より発売する(1,218,000円~1,596,000円、消費税込)。

 また、今年8月に発売し、大変お求めやすい価格でご好評頂いている特別仕様車「Limited(リミテッド)」[998,000円(2WD車)、1,124,000円(4WD車)]も一部改良を施し、引続き販売する。

 今回の一部改良では、走行抵抗の低減や、NAエンジン車でのエンジン本体の改良やオートマチックトランスミッションの制御見直しなどをおこない、全車10・15モード燃料消費率(国土交通省審査値)を1.2~1.9km/L(グレードにより異なる)向上させた。これによりNAエンジンを搭載する「Vivace」グレードの2WD車と特別仕様車「Limited」の2WD車は、平成22年度燃費基準+15%を達成し、エコカー減税(50%軽減)に適合した。

 そのほか、高い払拭性と風切音の低減を実現するエアロワイパーブレードの採用や、ETC装着スペースとしても利用可能なアンダートレイ(運転席前)を設定するなど利便性も向上させた。
また、ボディカラーとインテリアカラーの見直し、シート生地の変更、グレード展開の見直しもおこなった。

1. 一部改良内容
(1) 燃費向上
全グレードで走行抵抗の低減を図ったほか、NAエンジン車では、燃焼室形状の見直しなどエンジン本体の変更やオートマチックトランスミッションの制御見直しをおこない、10・15モード燃料消費率(国土交通省審査値)を向上させた[NAエンジン 2WD車:+1.8km/L、NAエンジン 4WD車:+1.9km/L、ターボエンジン車:+1.2km/L]。
これにより、「Vivace」グレードの2WD車と特別仕様車「Limited」の2WD車は、平成22年度燃費基準+15%を達成し、エコカー減税(50%軽減)に適合した。

(2) インテリア
運転席前のステアリングホイール下部に、ETC装着スペースとしても利用可能なアンダートレイを設置した。
シート生地を、優しいさわり心地の上質なニットに変更した。
従来「Vivace」グレードで選択可能であったミント&ブラウンインテリアを廃止し、グレーインテリアに統一した。

(3) 機能装備
電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』にも採用している、高い払拭性と風切音の低減を実現する「エアロワイパーブレード」を装着した。
周囲の明るさを感知して、ヘッドライトを自動的に点灯・消灯する「オートライトコントロール」を装着した(特別仕様車「Limited」を除く)。
メーカーオプションの三菱マルチエンターテイメントシステム(MMES)を、HDD(ハードディスクドライブ)内蔵から省電力性・耐衝撃性に優れるSSD(ソリッドステートドライブ)内蔵に変更。あわせてSDカードスロットやUSB接続対応などの多彩な機能を搭載することで、利便性を向上させた。

(4) ボディカラー
新たにミスティックバイオレットパールを追加し、ジンジャーブラウンとドーンシルバーメタリックを廃止して、全9色の展開とした(特別仕様車「Limited」は従来どおり4色展開)。

(5) グレード展開の見直し
廉価グレードの「S」を廃止し、「Vivace」「T」の2グレード展開とした。

2. 販売概要
(1) 目標販売台数
3600台(2009年11月~2010年3月まで)

(2) 取り扱い販売会社
全国の系列販売会社

(3) メーカー希望小売価格
(リサイクル料金、保険料、消費税を除く税金、登録等に伴う費用は含まれない)