更新日: 2018.02.15 13:59
【BMW Group PressClub Japan】150万台目のMINIがオックスフォード工場で完成
MINIサクセス・ストーリーに新たな記録:150万台目のMINIがオックスフォード工場で完成 MINIブランド50周年のタイミングで、記念すべき生産台数の達成
ミュンヘン発: 2009年5月23日から24日まで英国のシルバーストーンのサーキットにて開催されたMINI50周年の祭典、MINI United(ミニ・ユナイテッド)からちょうど1週間後、MINIオックスフォード工場にて新たな記録が打ち立てられました。2001年にBMWグループによって生産が開始されてから 累計で150万台目のMINIがこの工場で完成しました。記念すべき150万台目のMINIモデルはチリ・レッドのMINI Clubman(クラブマン)です。
生産ラインの終着点では、英国ビジネス・規制改革担当大臣イアン・ルーカス氏とBMWグループ販売及びマーケティング担当取締役イアン・ロバートソンが立ち会い、この瞬間を祝いました。150万台目のMINIはイギリス国内のお客様に納車されます。
BMWグループによって開発されたMINIは、2001年にオックスフォード工場での生産を開始して以来、世界的に成功を収め続けています。エキサイティングでユニークなデザイン、そしてプレミアムなクオリティを兼ね備えたMINIは世界中で愛され、販売業績も好調です。現在、MINIは全世界80カ国で販売され、最近ではブラジルでも市場投入が開始されました。
販売及びマーケティング担当取締役イアン・ロバートソンは次のように述べています。「今日はオックスフォード工場にとっても、50周年を迎えたMINIブランドにおいても記念すべき日と言えます。クラシックMiniの記念すべき第1台目は50年前、1959年5月8日、この工場で完成しました。」
「世界各地から約2万5000人ものMINIファンが詰めかけた、シルバーストーンでの50周年記念イベントで、世界中のオーナーたちのMINIに対する熱い思いを実感しました。これはMINIの伝統と歴史の奥深さと未来に対する希望を感じるものでもありました。」
さらに、ロバートソンは次のように続けます。「現在は自動車業界にとって厳しい時期で、どのメーカーもこの困難を避けては通れません。しかしながら、MINIは、回復力に優れた、人気の高いブランドです。ここ数ヶ月間でもお客様からの受注数は増幅しています。この先も数々の新モデルの市場投入を予定していますので、将来像は非常に明るいといえます。」
2001年の市場導入以来、BMWグループはMINIオックスフォード工場に3億8000万ポンドの資金を投資しています。また、MINI生産トライアングルを形成している、英国ハムズホール(エンジン生産)とスウィンドン工場(プレス工場)に対してさらに1億ポンドを投資します。英国内の従業員数は7,000 名以上で、その生産活動は英国GDPの1パーセント以上の割合を占めています。2001年以来、これまでBMW グループは英国の企業活動に10億ポンド以上の資金を投資しています。
MINIオックスフォード工場が現在生産しているモデルは、MINI ONE、 MINI Clubman、MINI Convertible、そしてハイパフォーマンス・モデルのMINI John Cooper Works (ジョン・クーパー・ワークス)、 MINI John Cooper Works Clubman、MINI John Cooper Works Convertibleです。この工場で生産された150万台のMINIモデルの内訳は、伝統的なハッチバックタイプのものが約124万台、MINI Convertiblesが179,000 台、MINI Clubmanが7,9000台です。
1959年から2000年の間に英国で生産されたクラシックMiniの台数は530万台を上回ります。つまり、現在のMINIの台数と合計すると、世界中でおよそ680万台が販売されている、という計算になります。