更新日: 2018.02.15 18:06
【BMW Group PressClub Japan】BMWグループがサスティナビリティの分野で「ベスト・イノベーター賞」に選ばれる
BMWグループがサスティナビリティの分野で「ベスト・イノベーター賞」に選ばれる。EfficientDynamics戦略が高評価。
15.02.2010プレスリリース
ベルリン / ミュンヘン発:
2009年の「ベスト・イノベーター賞」においてBMWグループが「サスティナブル・イノベーション・マネージメント特別賞」を獲得した。この賞はドイツ経済技術省の後援によるもので、審査はベルリンの同省カンファレンス・センターで開催され、エルンスト・ブルクバッハー経済技術省政務次官により第6回目の受賞者が選出された。
今回の受賞に際しては、サスティナビリティを中心とした製品のための技術開発コンセプト、「BMW EfficientDynamics」が審査員から高く評価された。画期的なエンジンとトランスミッション技術、ブレーキ・エネルギー回生システムやオート・スタート・ストップ機能(オートマチック・エンジン・スタート・ストップ機能)をはじめとした技術、多大な成果を収めた電気自動車モデルMINI Eの実証実験、ならびにこの分野における新たなイノベーションに向けて進められてきた研究開発を通じ、製品の燃料消費量を大幅に低減した実績が受賞の理由となった。BMWグループで車両戦略およびイノベーション担当部門のリーダーを務めるDr.クリストフ・グローテは、ベルリンで開かれた授賞式で次のように述べている。「BMWの製品はイノベーションの代名詞です。しかし、私たちが重点を置いているのはお客様、そして社会全体にはっきりとわかるメリットを提供するイノベーションです。私たちは燃料消費をできるかぎり抑えようとする社会の動きの中で、これをリードする役割を担っていることを誇りに思います。BMWグループは過去2年の間に、ヨーロッパの自動車メーカーの中で燃料消費量を最も低減しており、2009年のBMW車両のドイツ国内におけるCO2排出量は1km走行あたりわずか156gに過ぎず、数値の面でも他のメーカー以上の明らかな成果を残しています。」
A.T.カーニー社は2009年「ベスト・イノベーター賞」を世界12カ国の中で特に革新的な企業に授与した。サスティナビリティに関するこの賞は、イノベーションの構想や展望が、その企業や周辺環境、市場などにおいて持続可能性を高める中心的な役割を担っていると認められた企業に対して授与されている。
Dr.グローテは次のように述べている。「サスティナビリティはBMWグループにとって単なるスローガンではなく、企業戦略およびイノベーション戦略に深く根付いたものです。燃料消費量の大幅な低減という結果も、短期的な単独の活動によって達成したものではなく、サスティナビリティという課題に対し、早くから継続的に忍耐強く取り組んできたことによる成果なのです」。
2009年の同ベスト・イノベーター賞は、ドイツ経済技術省のダグマール・ヴォール前政務次官、フラウンホーファー研究機構のハンス-ヨルグ・ブリンガー理事長、ヴィルトシャフツヴォッヒェ誌のローランド・ティッキー編集長、A.T.カーニー社パートナーのカイ・エンゲル氏が中心となって選考が進められた。今年のベスト・イノベーター賞には100社以上が参加し、各社の戦略や体制、文化の持つ革新性、ライフサイクル管理、実用的な要素、業績面での成果を基準に審査が行われた。BMWグループは2004年にも「ベスト・イノベーター賞」を授与されており、今回で2度目の受賞となる。なお同年には「ベスト・イノベーション・ストラテジー賞」も受賞している。
詳しい情報はベスト・イノベーター賞ウェブサイト(www.bestinnovator.de.)に掲載。