更新日: 2018.02.15 18:06
【BMW Group PressClub Japan】BMWグループが異文化交流賞を創設。文化相互理解の架け橋として持続可能なパートナーシップを促進。
BMWグループが異文化交流賞を創設。文化相互理解の架け橋として持続可能なパートナーシップを促進。
15.02.2010プレスリリース
ミュンヘン発 :
BMWグループは2010年より、異文化交流賞 (Award for Intercultural Commitment) を創設し、文化の多様性を活かす活動に取り組む。この賞は異文化理解に貢献するためのユニークなアイデアを募集するもので、最終選考を通過した3名が、2010年11月18日にミュンヘンで開かれる授賞式に招待される。締め切りは2010年5月31日。寄せられたアイデアを具体的なプロジェクトとして成功させるため、BMWグループは、受賞者に賞金を授与するとともに、実現に必要となるノウハウを提供し、サポートする。異文化交流賞は、持続可能なカルチュラル・コンセプトの確立のために、世界中のさまざまな文化紹介に貢献し、相互理解の活動に取り組む団体を支援するために創設される。
文化の多様性 – 社会と個人におけるテーマ
多様な文化とその背景に対する理解は、現代社会にとって非常に重要なテーマとなっている。移民の増加といった国家単位のスケールだけでなく、社会的流動性やバーチャル・コミュニケーションなど発達により、異文化交流は、個人レベルまで浸透し、日常生活の一部となっている。言語、宗教、文化、社会的環境の多様性は個人や社会生活に多くの機会をもたらす一方で、取り組むべき大きな課題ともなっている。
異文化理解の新たなネットワークを推進する力
「異文化交流を促進するには、世界中のさまざまな文化的・社会的背景を持った人々の存在に対する理解を深め、文化の多様性を認識するベースを構築する必要があります。」BMW AG取締役としてこの賞を主催するハラルド・クルーガーはこのように強調している。「BMWグループの異文化交流賞は、文化的対話を通して人々をつなぎ、社会貢献を目指します。」
持続可能な文化的パートナーシップ実現のための支援
新たに創設されたこの賞の目的は、入選したアイデアに対する資金的なサポートだけでなく、BMWグループが有する専門的な技術や知識、経験を駆使しながら、異文化交流のためのビジョンを支援し、世界のあらゆる地域で実際にプロジェクトとしての実現を目指すものである。このため、募集に際してはプロジェクトの概要だけでなく、実現のために必要な具体的な支援内容についても詳述することが求められる。国際的な専門家で構成される審査委員会によって選出された3件のプロジェクト・アイデアには、各案に応じて、実際に必要となるノウハウを提供し、サポートする。これらの支援は、モビリティサポートや技術的知識、および運営におけるアドバイスなど、BMWグループのコアコンピタンスを基盤としたものである。
伝統と革新を結びつける国際的な取り組み
100,000人を超える従業員を擁し、全世界に生産拠点を構えるBMWグループは、国際色に富んだ、数多くの文化との関わりに従事している。異文化コミュニケーションの促進は、社会におけるBMWグループの取り組みの中で、もっとも重要な構成要素として考えられてきた。新しい賞の創設は、価値ある伝統に基づいた動きであり、世界的にも有名なBMWグループ異文化学習活動賞(Award for Intercultural Learning)は1997年の創設以来、多文化社会の促進に貢献した世界各国の40件を超えるプロジェクトに贈られている。
BMWグループ異文化交流賞に関する詳しい情報と応募要項は、ウェブサイト(www.bmwgroup.com/award)に掲載中。