スーパーGTニュース

投稿日: 2009.09.14 00:00
更新日: 2018.02.15 15:16

【GRM】SUPER GT Rd.7 Fuji L.デュバルPP獲得も不運なアクシデントで9位フィニッシュ。A.クートは11位に甘んじる


SUPER GT Rd.7 Fuji
13/Sep/2009

L.デュバルPP獲得も不運なアクシデントで9位フィニッシュ。A.クートは11位に甘んじる。

 残り3戦となった2009年AUTOBACS SUPER GT。その第7戦「FUJI GT 300km RACE」が9月12-13日、富士スピードウェイを舞台に繰り広げられた。初秋を迎えた富士山麓には述べ51,100人のGTファンが集まり、GT500クラス 15台、GT300クラス 22台によるは迫力満点なレースに魅了された。

 9月12日(土)、あいにくの雨模様の1日となったが、朝の公式練習でGRMドライバーのロイック・デュバル(EPSON NSX 32号車)、アンドレ・クート(DUNLOPE SARD SC430)がウェットコンディションの中を好走。1、2位となるタイムをマークし、共に幸先良いスタートをきった。

 そして、12:50から公式予選のプログラムがスタート。雨は降ったり止んだり路面状況は刻々と変わり、気温23℃と涼しさは感じられないものの路面温度は22℃と低めなコンディションとなった。

 NAKAJIMA Racingのロイック・デュバルは朝からの好調さをキープし、GT500クラスの予選セッションをトップ(1’45.842)で終え、スーパーラップへの進出を難なく決めた。
そして15:10から予選1回目のトップ8台によるタイムアタックが開始された。午後になり気温はやや下がって18℃(路面温度20℃)。最後の出走となったロイックは丁寧にタイヤを温めた後、渾身の走りでアタックに入り今季初のポールポジションを獲得した。

ロイック・デュバル
「今シーズンは色々なトラブルにより苦労していましたが、PPを取れて本当にハッピーです。ここまでモチベーションを保って頑張ってきたチームにとっても、この結果は良かった。今日は雨も味方につけて各セクターミスを冒さないように集中して最高のアタックができました。明日は晴れのレースとなりそうですが、表彰台を目指し頑張ります!」と晴ればれとした表情で語った。

 一方、LEXUS TEAM SARDのアンドレ・クートは10番手(1’46.636)でGT500のセッションを終えたが、混走セッションを終えた際のピットロード入口でホワイトラインをカットしたため、そのベストラップを削除されるペナルティを受けたため、決勝を11番手からスタートすることとなった。
アンドレは「朝の練習とは違うタイヤで予選アタックに入ったんですが、同じようなパフォーマンスでの結果を出せずにガッカリです」と落胆を隠せない様子だった。


関連のニュース