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投稿日: 2010.03.29 00:00
更新日: 2018.02.23 11:16

【Honda】ウィル・パワーがポールポジションを獲得 武藤英紀は12番グリッド、佐藤琢磨は11番グリッドからスタート


ウィル・パワーがポールポジションを獲得
武藤英紀は12番グリッド、佐藤琢磨は11番グリッドからスタート

ブラジルのサンパウロで開幕した2010年のIRLインディカー・シリーズは、アメリカ本土に戻っての第2戦を迎えた。一年中温暖なフロリダ半島の西海岸にあるリゾート地、セント・ピーターズバーグのストリートサーキットでのレースだ。

市街地の一般道路と空港の滑走路を利用した1.8マイルのコースは、高速セクションもあるエキサイティングなレイアウト。出場する24人のドライバーたちは金曜日に2回、土曜日に1回のプラクティスを走った後に予選を戦った。

すばらしい好天の下、多くのファンが詰め掛け、その前で予選は行われた。今季もソフトとハードの2種類のタイヤが使える予選は、3段階で争われる。出場全車を2グループに分けての第1ステージ、その上位6人ずつが進んで戦う第2ステージ、そして、最終ステージはトップ6によるポールポジションから6番グリッドまでをかけた戦いである。

2グループに分かれての第1ステージでは、エリオ・カストロネベス(Team Penske)が1グループ目のトップに立ち、2グループ目ではスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)がトップだった。その一方で、2人のポールポジション候補が第2ステージへと進めなかった。開幕戦ブラジルでポールポジションだったダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)は予選13番手、昨年のセント・ピーターズバーグ・ウイナーであるライアン・ブリスコー(Team Penske)は予選19番手と、ともに中団及び後方から決勝レースのスタートを切ることとなった。

ファイナルステージへと勝ち上がった6人の中から、開幕戦ウイナーのウィル・パワー(Team Penske)が1分1秒6026=平均時速105.190マイルでポールポジションを獲得。予選2番手はトニー・カナーン(Andretti Autosport)のものとなった。予選3番手はディクソンで、彼の隣りの4番グリッドを手にしたのはジャスティン・ウィルソン(Dreyer & Reinbold Racing)。カストロネベスは最終的に予選5番手で、予選6番手はマルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)のものとなった。

日本人ドライバー2人は、武藤英紀(Newman/Haas/Lanigan Racing)が予選12番手、佐藤琢磨(KV Racing Technology)が予選11番手だった。

武藤は走行初日のプラクティス1回目に5番手タイムをマークする滑り出しのよさだったが、予選直前のプラクティス3回目にクラッシュを喫し、マシンに大きなダメージを与えた。その修理には時間がかかったが、予選開始にはなんとか間に合った。難しい状況下で武藤は第2ステージに進んだが、そこでのタイム更新は果たせず、予選結果は12番手となった。

佐藤は開幕戦に続き、2戦連続で予選の第2ステージに進出。しかし、タイヤが外れるトラブルでフルコース・コーションの原因を作り、ペナルティとしてベストラップ2周がカウントされないこととなり、11番グリッドを獲得となった。


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