更新日: 2018.02.23 10:45
【Honda】ダリオ・フランキッティがポールポジション 武藤英紀は5番グリッドから表彰台を狙う
ダリオ・フランキッティがポールポジション
武藤英紀は5番グリッドから表彰台を狙う
2009年8月22日(土)
予選
会場:インフィニオン・レースウェイ(全長2.303マイル)
天候:晴れ
気温:26℃
IRLインディカー・シリーズの2009年シーズン第14戦がカリフォルニア州ソノマのインフィニオン・レースウェイで始まり、22日、予選が行われた。今シーズン7戦目、そして今シーズン最後のロードレースには24台と多くのエントリーが集まったが、スポット参戦のウィル・パワー(Team Penske)とネルソン・フィリップ(Conquest Racing)が練習走行中のアクシデントで負傷し、両者とも予選、そして決勝への出場を断念せざるを得なくなった。
雲ひとつない快晴ながら、サンフランシスコ湾から吹き寄せる海風により気温が上がり過ぎず、心地よいコンディション下で予選は繰り広げられた。22人のドライバーたちは全長2.303マイルのアップダウンの激しいコースに果敢にアタックし、ラップタイムを競い合った。
予選の最終ステージに進出した6人のドライバーたちによる戦いでは、ダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)が最速ラップとなる1分16秒7987(平均時速107.955マイル)を記録して今季4度目、キャリア10度目のポールポジションを獲得した。0.0498秒の僅差でライアン・ブリスコー(Team Penske)は予選2位となり、エリオ・カストロネベス(Team Penske)が予選3位。ポイントリーダーのスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)はブレーキトラブルに悩まされて最終ステージ進出を果たせず、明日の決勝を10番手グリッドからスタートすることとなった。
練習走行で4番手につける好調な滑り出しを見せた武藤英紀(Andretti Green Racing)は、予選の第1ステージの1グループ目で2位につけて勢いに乗り、第2ステージでの戦いでは最後のアタックで6位に食い込んだ。最終ステージに初めて駒を進めた武藤は1分17秒2055のベストラップをマークし、ロードレースでの自己ベストとなる予選5位という結果を手に入れた。