更新日: 2018.02.15 16:04
【NISMO】FIA GT選手権 第8戦 NISSAN GT-Rは、FIA GT選手権最終戦をクラス8位で完走
FIA GT選手権 第8戦
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■開催月日:2009年10月25日
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■NISSAN GT-Rは、FIA GT選手権最終戦をクラス8位で完走
天候がぐずついた予選とは打って変わり、決勝レースは青空の下で行われた。2010年仕様の新しいエアロパッケージが投入された#35 NISSAN GT-Rは、車両開発の総仕上げとして有終の美を狙い8位のスターティンググリッドに着いた。前日行われたフリープラクティスから予選まで非常に良いパフォーマンスを見せたことから、チームは良い雰囲気の中、2時間レースのスタートを迎えた。
スタートドライバーのミハエル・クルム(ドイツ)は、予定通りのペースで順調に走行し、順位を8位から4位まで上げていった。予選後、車両のセットアップを少し変更したことが功を奏したようだ。
33周目にクルムはピットインを行い、チームは給油、タイヤ交換、ドライバー交代を45秒でこなし、代わったダレン・ターナー(英国)は9位でコースに復帰した。その後、ターナーは再びポジションアップを目指したが、48周目にブレーキトラブルが発生し、緊急ピットイン。チームはブレーキ交換を行った。24分後、NISSAN GT-Rは走行を再開し、ベストラップを更新しながら素晴らしいパフォーマンスを見せたもののレースは既に終盤に差し掛かっており、NISSAN GT-Rは、FIA GT選手権の最終戦をクラス8位で終えた。
2010年からスタートするFIA GT1世界選手権年仕様のNISSAN GT-R開発プログラムは、冬の間も引き続き継続して行われ、その後、参戦チームにデリバリーされる。
◇亀井泰治チーム監督
「このようなブレーキトラブルは今まで起こったことがなかったから、この結果は非常に残念です。でも、今回ゾルダーで新しいエアロパッケージを実戦の中で試して効果を確認出来たことは大きな成果です。今シーズンを振り返ってみると、ギガウェーブモータースポーツの協力の下、NISSAN GT-Rの開発を順調に進めてくることが出来ました。さらにシーズンオフの間にテストを行って完璧な車に仕上げていくので、2010年のGT1世界選手権のシーズン開幕が今から楽しみです」