更新日: 2018.02.15 19:55
【PACIFIC RACING / LMP MOTORSPORT】予選17位から作戦も決まり8位フィニッシュ!
MEDIA RELEASE
2010年5月8日
パシフィック・レーシングチーム/LMP MOTORSPORT
予選17位から作戦も決まり8位フィニッシュ!
2010年SUPER GTシリーズGT300クラスにフェラーリF430 GTCで参戦する「パシフィック・レーシングチーム/LMP MOTORSPORT」の#27「NAC 衛生コム LMP Ferrari」(山岸大/小泉洋史)は、5月1~2日に富士スピードウェイにおいて開催された第3戦で、予選クラス17位から9台抜きの8位でゴール。3戦連続の完走でポイントを獲得した。
ゴールデンウィークの前半は連日の五月晴れに恵まれた。今回は今季初めてスーパーラップ方式の予選が採用され、予選1回目でのトップ8入りが目標となった。朝に行われた練習走行で5位と上々の滑り出し。しかし予選1回目GT300専有走行枠でアタックを担当した山岸は「コカ・コーラコーナーから100Rにかけてミスをしてしまい1秒ほどロスしてしまいました」と18位にとどまり落胆の表情。スーパーラップ進出を逃し、チームでは決勝に向けての作戦会議が開かれることになった。
2日も清々しい初夏の天気に。朝のフリー走行で8位につけ、決勝に向けスタッフ一同気合が入った。今回のレースは通常より長い400kmレースで、2回のピットインとピットイン時のドライバー交代が義務付けられている。14時過ぎにレースがスタート。スタートを担当した山岸はオープニングラップでピットインして小泉に交代しピットアウト。これで1回目のピット作業を終了した。予選17位というポジションは混戦が予想されたため、序盤にピットインをこなしコースが空いたところで自分たちのペースで走行するという作戦を採ったのだった。小泉はたんたんと周回を重ね、最後尾から9位までポジションを上げてレースの折り返しとなる41周でピットイン。再び山岸がステアリングを握り20位でコースに。他車両が2回目のピットインをする間に7位までポジションを上げたが、最終周のストレートでかわされ1000分の2秒差で8位ゴールとなった。しかしチームは開幕から3戦連続の完走で開幕戦に続く2回目の入賞。シリーズ中盤での活躍を期待させるレース内容となった。
山岸大
「予選のミスがすべてでした。今回完走したことで課題も分かったしセットも決まっていたので、この調子を次につなげたいです。7位を守れなかったのが悔しいです」
小泉洋史
「序盤はコースが空いていると思いましたが意外に混んでいました。路面温度が予想より高くなりタイヤ的にはきつかったです。シリーズ中盤もミスなく頑張りたいです」