更新日: 2018.02.16 14:26
クリステンセン、モータースポーツ殿堂入りの栄誉
2013/03/01
Audi、ファクトリードライバー・トム クリステンセンが
モータースポーツ殿堂入りの栄誉に輝く
● 伝統ある英国の“Motor Sport"誌が、アウディドライバーの栄誉を讃える
● クリステンセンは、ヌヴォラーリ、ファンジオ、モス、セナと並ぶ殿堂ドライバーに
去る2月25日(月曜日)にロンドンで執り行われた称号授与式を経て、トム クリステンセンがモータースポーツの殿堂入りを果たしました。英国のMotor Sport誌は、過去のルマン24時間レースの中で、もっとも大きな成功を果たしたドライバーである彼の栄誉を最大限に讃えました。
トム クリステンセンは、1997年以来、ルマン24時間レースで累計8回の優勝を成し遂げていますが、そのうち6回はアウディのドライバーとしての実績です。彼の栄光は、ロンドンの王立オペラ座で開催された授与式で改めて世界中に伝えられ、その日から、トム クリステンセンはモータースポーツの殿堂入りを果たしました。デンマーク生まれで45歳の彼は、今やタツィオ ヌヴォラーリ、エンツォ フェラーリ、ファン マヌエル ファンジオ、スターリング モス、ジム クラーク、ジャッキー スチュワート、アイルトン セナ、ミハエル シューマッハと肩を並べ、偉人の仲間入りを果たしました。
受賞に際してトム クリステンセンは「世界中に知られた歴史ある雑誌から、この様な偉大な賞を頂く栄誉に恵まれたことを、大変誇りに思っています。スポーツカーでの耐久レースとは、まさに“チーム"で闘うスポーツです。私はこれまで、非常に優れたチームや素晴らしいチームメイトに恵まれて闘って来られたことを幸運に思っています。今回の栄誉は私に対してだけでなく、これまで共にレースを闘ったすべての人達に向けられたものだと思っています」とコメントしています。栄えある授与式にはトム クリステンセンの他に、チームメイトのアラン マクニッシュ、オリバー ジャービスやリナルド カペロも出席していました。さらに、レースエンジニアとしてレナ ガーデ、ハウデン ハイネス、カイル ウィルソン クラークも出席し、アウディの耐久レースプログラム成功を支えた人物として紹介されました。
トム クリステンセンの2013年最初のレースは、3月16日にAudi R18 e-tron quattroで出場する、セブリング12時間耐久レース(合衆国・フロリダ州)です。過去6回の優勝実績を持つクリステンセンは、このセブリング12時間レースでも最多優勝記録を保持しています。