スーパーGTニュース

投稿日: 2013.09.09 00:00
更新日: 2018.02.16 18:29

ニッサン、カルソニックGT-Rが選手権首位タイに


カルソニックIMPUL GT-Rが6位入賞。ランキング・トップタイに
SUPER GT第6戦 レースレポート

9月8日 富士スピードウェイ(静岡県駿東郡)
 9月8日(日)に富士スピードウェイにてSUPER GT第6戦決勝レースが開催され、予選14番手からレースをスタートした#12カルソニックIMPUL GT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が6位入賞。選手権ランキング・トップタイ(同点2位)になりました。

 霧雨で朝を迎えたこの日でしたが、3万人を超える多くのレースファンが富士スピードウェイを訪れました。レース前のピットウォークやグリッドウォークの時間帯には青空が広がり、このままドライコンディションでレースは進行するかと思われました。14時にフォーメーションラップのローリングが開始され、300km決戦の火ぶたが切って落とされました。

 日産陣営では、#1 REITO MOLA GT-R(本山哲/関口雄飛)が最上位の7番グリッド、これに#24 D'station ADVAN GT-R(安田裕信/ミハエル・クルム)、#23 MOTUL AUTECH GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ)が続きます。第3戦セパンで1勝し、選手権ランキング2位につけている#12 カルソニックIMPUL GT-Rは82kgものハンディウエイトを積んでおり、予選結果は14位でした。

 決勝レースは、序盤にストレートでタイヤをバーストさせたマシンがあったため、落下物の除去のためにセーフティカー(SC)が導入されることになりました。これがそののち、各チームの明暗を大きく左右することになります。24周目のレース再開時に各車はピットインし、タイヤ交換とドライバー交代を済ませました。その時点で13位を走行していた#12 GT-Rも同様に松田からオリベイラに交代し、レースに戻ります。

 その後、オリベイラは上位車のピットインなどに助けられ、27周目には10位にまでポジションをあげることができました。その後スピードウェイには雨が降り、また、序盤のSC後にコース上に残って走り続けたマシンがピットインするなどしたため、終盤へと向かう43周目には6位にまで浮上しました。その後、オリベイラは安定したペースでポジションを守り抜き、6位入賞を果たしました。この結果、#18 HSVと同ポイントのランキング2位となり、チャンピオン獲得に最も近い位置で終盤2戦に臨むことになりました。