スーパーGTニュース

投稿日: 2014.06.02 00:00
更新日: 2018.02.17 00:21

ニッサン、95年以来となるGT-Rの表彰台独占を達成


NISSAN GT-R GT500が表彰台独占
SUPER GT第3戦 レースレポート
6月1日 オートポリス(大分県日田市)

 これまでの10月開催から6月にカレンダー変更となったSUPER GTオートポリス戦は、6月1日(日)に決勝の300kmレースが行われ、ポールポジションスタートの#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が一度も首位を譲らずに完勝。同予選2位の#46 S Road MOLA GT-R(本山哲/柳田真孝)が決勝も2位、予選4番手の#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が3位に入り、1995年以来となるGT-Rによる表彰台独占を達成しました。

 予選、決勝ともに好天に恵まれ、二日間合計で38,200名もの観客がオートポリスに集まりました。前日の予選では、新型GT500車両はこれまでのコースレコードを4秒も縮める速さをみせましたが、中でもフロントローに並んだ2台のNISSAN GT-R GT500の速さは際立っていました。

 午後2時過ぎにレースがクリーンスタートすると、クインタレッリがドライブする#23 GT-Rは、序盤からハイペースで後続を引き離しにかかります。本山がスタートを担当した#46 GT-Rは一時#23から4秒ほど離されますが、徐々にギャップを縮め27周目には#23の背後につけ、オーバーテイクのチャンスを待ちます。逃げ切りたい#23はペースを上げますが、先行車につまずいた際に#46 GT-Rと軽く接触。しかし、お互いにダメージは少なく、そのまま周回を続け、#23 GT-Rは首位のまま37周目にピットインし、松田にステアリングを託します。


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