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投稿日: 2011.11.05 00:00
更新日: 2018.02.23 12:54

ヒトツヤマR、2台のアウディでILMC&マカオ参戦


Hitotsuyama Racing、2011年ラストは中国・マカオ2連戦

 Hitotsuyama Racingは11月11〜13日に中国珠海で開催されるインターコンチネンタル・ルマン・カップ(ILMC)6時間レース、及び翌週11月18〜20日 にマカオ市街地で開催されるマカオGP・GT CUPにAudi R8 LMSで参戦致します。

 ILMCはルマン24時間で活躍するAudiやPeugeotをはじめとするプロトタイプカー、それに加えてBMW M3やFerrari 458、Porsche 997、Aston Martin VantageといったGTEマシンがしのぎを削るインターナショナル・シリーズです。珠海戦ではFIA GT3マシンでエントリーすることができるGTCクラスも設定されているため、Hitotsuyama Racingは海外チャレンジの第1弾として、このGTCクラスにAudi R8 LMSで参戦することを決定致しました。

 ドライバーラインナップは、スーパー耐久でもR8 LMSのステアリングを握る都筑晶裕、マイケル・キムに加え、オランダ人ドライバーのカルロ・バン・ダムがJAFスプリントカップに出場する藤井誠暢の代役として、チームに新たに加入しました。カルロ・バン・ダムは2007年にドイツF3チャンピオン、2008年には全日本F3チャンピオンをそれぞれ獲得。2009〜2010年にはLMS GT1クラスでも活躍するなど、耐久レースでの実績も豊富に持つ非常に優秀なドライバーです。

 GTCクラスにはHitotsuyama Racingのほかに2台のAudi R8 LMS、そして1台のMercedes SLS AMGが参戦し、6時間の耐久レースを競うこととなります。この#96 Mercedes SLS AMGにはF1ワールドチャンピオンのミカ・ハッキネンがゲストドライバーとして参戦。また#98 Audi R8 LMSはDTMに参戦するエドアルド・モルタラのドライブが決定しており、最新GT3マシンによるハイレベルな戦いに注目が集まっています。

 ILMC珠海6時間レースの翌週、11月18〜20日にはマカオ市街地に舞台を移し、伝統のマカオGP・GT CUPにチャレンジ致します。

 マシンこそ同モデルのAudi R8 LMSですが、万全の体制でマカオGPを迎えるために、ILMC珠海戦とは別マシンを新たに投入。マシンカラーリングも一新して2011年ラストレースに臨みます。

 マカオでAudi R8 LMSのステアリングを握る都筑晶裕は、過去にもマカオGP参戦の経験を持ち、難易度の高いストリートコースでの表彰台獲得に期待がかかります。なお、このマカオGP・GT CUPにはスーパー耐久でHitotsuyama RacingのAudi R8LMSのステアリングを握るエース、藤井誠暢が香港を拠点とするCraft EurasiaRacingよりAston Martin DBRS9で参戦することも決定しております。CraftEurasia RacingはGT Asiaオートポリス戦でAudi R8 LMSのステアリングを握ったFrank Yuが所有するチームであり、彼らと同じ舞台で、ライバルとして戦うことができることを、非常に楽しみにしております。

 輸送スケジュールの都合により、スーパー耐久最終戦モテギへの参戦は見合わせることとなりました。Audi R8 LMSの登場を楽しみにしてくださっていたファンの皆様には誠に申し訳御座いませんが、チームの海外チャレンジにご理解、ご声援をいただけますよう、宜しくお願い申し上げます。


Machine:#94 Audi R8 LMS
Driver:Akihiro Tsuzuki/ Michael Kim/ Carlo Van Dam
Tire:Yokohama

<58th MACAU GRAND PRIX GT CUP>
Machine:#69 Audi R8 LMS
Driver:Akihiro Tsuzuki
Tire:Michelin


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