更新日: 2018.02.17 12:40
フェラーリのCalifornia Tに最新HSオプション導入
フェラーリ・ジャパン
Press Release
CALIFORNIA T – 新HS導入
さらにスポーティなドライブ・エクスペリエンスを実現させる
ハンドリング・オプション
2016年1月22日、マラネッロ発
リトラクタブルハードトップと2+ シート構成で好評を博し、成功を収めたフェラーリのフロント・エンジン V8モデル 、California Tに最新ハンドリング・スペチアーレ(HS)オプションが導入されました。
性能と多様性を兼ね備えた California T の理想的なコンビネーションは、登場以来、世界中のお客様の心をとらえ、現在ではすべての高性能グランドツアラーの新基準となりました。そこでこの度、さらにスポーティなドライブ・エクスペリエンスを希望されるオーナーの方々に向けて、特にタイトなコーナーが連続するチャレンジングなワインディング・ロードでその実力をご堪能いただける、新しいオプション・パッケージをご用意しました。
ハンドリング・スペチアーレ・オプションは、精密さを向上させたキャリブレーション(入力データの補正・調整)、そして特にマネッティーノの「Sport」モードにおいて、今まで以上に鋭さを際立たせたセットアップを特徴としています。
このテーラーメイド・ソリューションには、車輌の剛性向上を目的に硬度を高めたスプリングを組み込んだ新ダンパー・セッティングが採用されています。これによって、快適性は若干削がれますが、エンジン・スピードの上昇に比例して増加する、新しいエンジン・サウンドによって、このモデルのスポーツ性はさらに強調されます。
「Sport」モード でのギアシフト・ロジックは、オートマティック/マニュアル双方とも見直しが図られました。シフトアップもダウンもスポーツ性を強調する俊敏なギアチェンジを実現させました。
HS パッケージには、前後とも硬度を高めたスプリング(フロント:+16%、リア:+19%)が組み込まれており、コーナーでのロールをはじめ、ダイブやピッチなど荷重変化に対する車体コントロール性能向上に貢献します。
マネッティーノのこれまでの「Sport」モードと異なる点は、応答速度と効率を向上させた SCM3 磁性流体式ダンパーを採用したことです。さらに、加速の向上を目的に F1-Trac ロジックも見直されました。これは、特にコーナー脱出時および起伏の多い路面で威力を発揮します。
HS パッケージには、2本のプライマリーパイプを備えた新形状サイレンサーによってエンジン・スピードに比例してエグゾースト・サウンドも増加するよう設計された新エグゾースト・システムも含まれています。そのサウンドは、このモデルのスポーツ性をより強調します。
エグゾーストは、エンジンおよびギアボックスの制御ソフトウェアと並行して開発され、格段に性能を向上させました。ハードなドライビング時には、より素早い反応、より優れたサウンドと音量を発揮します。
エグゾーストの新サウンドは、スタートボタンを押すと同時に認識できます。この深く濃密なサウンドは、全速度域で、また、あらゆる状況下のドライビングで、いつでも心を満たしてくれます。
エクステリアでは、マッテ・グリージョ・フェッロ・メットの新型フロントグリルをはじめ、マット・ブラックのフェンスをを備えた同色のリア・ディフューザー、同じくマットブラック・テールパイプなど、特定の要素でHS パッケージのスポーツ性を強調つつ、California T の特長であるエレガンスと洗練性を保持しています。コックピットに装着されたスペシャル・プラークもまた、HSオプション・パッケージ車輌ならではの装備品です。
この新オプションは、ジュネーブ国際モーターショーでオフィシャル・デビューします。