ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.05.04 00:00
更新日: 2018.02.16 23:32

ブエミ「2連勝してル・マンへの準備は完璧」


トヨタ・レーシングとTS040 HYBRID が開幕戦に続き2連勝
次のWEC第3戦 ル・マン24時間に期待
2014年5月3日(土)

 5月3日(土)ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットでFIA世界選手権(WEC)第2戦スパ・フランコルシャン6時間の決勝レースが行われ、トヨタ・レーシングのTS040 HYBRID #8が優勝。トヨタ・レーシングは開幕戦に続き2連勝を飾った。#7も3位に入賞し、2台揃って2戦連続表彰台獲得を果たした。チャンピオンシップでも1位、2位のポジションを守り、シリーズ最大のイベントである、第3戦ル・マン24時間レース(6月14日決勝)へと臨む。

 トヨタ・レーシングはWEC第2戦スパで、緊迫した6時間のレースを勝利で飾り、WEC開幕から2連勝を挙げた。

 TS040 HYBRID #8を駆り、勝利へと導いたアンソニー・デビッドソン、ニコラス・ラピエールとセバスチャン・ブエミは、昨年最終戦からの3連勝となり、今季のドライバーズ選手権でも2位以下との差を広げて首位を守ることとなった。

 また、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザンと中嶋一貴が駆るTS040 HYBRID #7が3位入賞を果たし、トヨタ・レーシングはマニュファクチャラーズ選手権でもライバルとの差を広げた。

 #8はラピエールがスタートを担当し、2番手グリッドからポジションをキープ。一方でサラザンが最初にステアリングを握った#7は4番手グリッドから、スタート直後の激しい順位争いを繰り広げた。

 2台は共に最初のスティントを終えてタイヤを交換すると共に、#7が中嶋、#8はブエミへと交代。ブエミは首位との差を詰めると、続くピット作業で首位の座を奪い、更にリードを広げていった。中嶋も表彰台圏内へとポジションを上げ、前を行くライバルを追撃した。