スーパーGTニュース

投稿日: 2014.05.03 00:00
更新日: 2018.02.16 23:32

ホンダ「一番大きな要因は車重が重いこと」


May 03 2014, QUALIFYING
SUPER GT Round 2
日本 富士スピードウェイ

#18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/ジャン・カール・ベルネ組)が11番グリッドを獲得
GT300クラスでは、#55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志組)が3番グリッド、#0 MUGEN CR-Z GT(中山友貴/野尻智紀組)が5番グリッドから明日の決勝に挑む

2014年5月3日(土)・予選  会場:富士スピードウェイ(4.563km)  天候:晴れ
気温:22℃(15:00時点)  路面温度:35℃(15:00時点)  コースコンディション:ドライ

 5月3日(土)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2014 オートバックス SUPER GT第2戦「FUJI GT500km RACE」が開幕し、公式予選が行われました。ゴールデンウイーク後半の4連休の初日にあたる3日(土)、さわやかな五月晴れに恵まれた富士スピードウェイには、例年通り、数多くのファンが駆けつけました。

 2014年よりGT500クラスの車両規則が一新されたことを受け、Hondaはミッドシップレイアウトにハイブリッドシステムを組み合わせたNSX CONCEPT‐GTを開発し、SUPER GTに投入しました。ただし、フロントエンジン/リアドライブを採用するライバル勢は、ハイブリッドシステムを搭載していないこともあり、NSX CONCEPT‐GTの最低重量は、ライバル勢よりも70kg重い1090kgとされました。

 この影響もあって、開幕戦岡山国際大会では苦戦を強いられ、#18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/ジャン・カール・ベルネ組)の5位がHonda最上位であり、これに#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大/金石年弘組)が6位、#8 ARTA NSX CONCEPT-GT(ヴィタントニオ・リウッツィ/松浦孝亮組)が8位で続く結果となりました。この70kgの重量差を、いかにマシンの性能でカバーするかが、Hondaが今シーズンのチャンピオン争いを繰り広げる上での最大の課題となります。

 本日は午前9時からおよそ2時間にわたって公式練習が行われ、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTが11番手で、以下、#32 Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット組)は12番手、#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(小暮卓史/武藤英紀組)は13番手、#8 ARTA NSX CONCEPT-GTは14番手、#18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GTは15番手となり、公式予選に臨みました。