更新日: 2018.02.17 09:18
ホンダ佐伯責任者「レース戦略が鍵を握る」
強い雨の中、#64 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)が予選3番手
#41 ナレイン・カーティケヤン選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が5番手を獲得
2015年7月18日(土)・予選 会場:富士スピードウェイ(4.563km) 天候:曇りときどき雨
気温:25℃(14:45時点) 路面温度:25℃(14:45時点) コースコンディション:ウエット
7月18日(土)、静岡県・富士スピードウェイにおいて、2015年全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦の公式予選が実施されました。
西日本に大雨を降らせた台風11号はすでに日本海に抜けて熱帯低気圧に変わっていますが、それでもこの日の富士スピードウェイ周辺は、時折り雨が降ったり止んだりであいにくの空模様となりました。今回も公式予選は3段階のノックアウト方式で行われます。全19台が出走するQ1の上位14台がQ2に進出し、Q2の上位8台がQ3に進出し、決勝レースのスターティンググリッドが決まります。
公式予選のQ1は予定通り午後2時45分に始まりました。この時点では、雨は止んでいたものの、コースはまだ湿った状態でした。このまま雨が降らなければコースコンディションは次第に改善されていきます。しかし、雨がまたいつ降り出すかわからず、そうなるとタイムの更新は難しくなるため、19名のドライバーはレインタイヤを装着すると、セッション開始直後から積極的にアタックを行いました。
ところが、セッションが始まってから7分ほどが経過すると、メインストレートを中心に再び強い雨が降り始めます。運が悪いことに、このときまでに上位に食い込んでいなかったドライバーはこれでタイムを更新するチャンスを奪われ、下位に沈む結果となりました。
20分間のセッションが終了したところで、Honda勢のトップに立ったのは1分42秒827を記録して8番手となった#41 ナレイン・カーティケヤン選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。さらに午前中のフリー走行で3番手を記録する好走をみせていた#64 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は1分43秒073で11番手、#65 ベルトラン・バゲット選手(NAKAJIMA RACING)は1分43秒101で12番手となり、そろってQ2進出を果たしました。一方、#34 小暮卓史選手(DRAGO CORSE)は15番手、#10 塚越広大選手(REAL RACING)は16番手、#40 野尻智紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は17番手、#11 伊沢拓也選手(REAL RACING)は18番手、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は19番手となり、それぞれの選手がこの段階で決勝のスターティンググリッドが決定しました。