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投稿日: 2011.11.17 00:00
更新日: 2018.02.16 06:08

ホンダ発、世界最高の電費性能車「フィットEV」


北米仕様の「フィットEV」を2011年ロスアンゼルスオートショーで発表

Hondaの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス、社長:岩村 哲夫)は、2011年11月16日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
 Hondaは、2011年ロスアンゼルスオートショー(プレスデー:2011年11月16日〜17日、一般公開日:11月18日〜27日)で、走行時にCO2を排出せず、世界最高の電費性能※1を持つ電気自動車(以下、EV)「フィットEV」の市販モデルを発表しました。お客様にEVを身近に感じていただくために、独創的なパッケージングと高いユーティリティー性能で好評の「フィット」をベースに、EVならではの使いやすさを追求し2012年夏に米国で発売します。

■フィットEV(北米仕様)の主な特長
・専用の「EV双方向リモコン」※2やスマートフォンを使って遠隔操作ができ、情報授受機能の充実と使い勝手の向上を実現。
・EV双方向リモコン、スマートフォン、パソコン(以下、PC)などによる電池残量の確認や、エアコンのON/OFF、充電装置に接続している場合は充電の開始と完了などの操作が可能。
・PCやスマートフォンからは電池残量が一定水準までに減少した場合にドライバーへ連絡する機能や、電気料金が低い時間帯にあわせたタイマー充電の設定などが可能。
・フル充電は3時間以内で完了※3。夜間など電気料金が低い時間帯を有効活用した、経済的で賢い充電が可能。
・取り回しのよいコンパクトなボディに、Hondaが究極の環境技術と位置づける燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」で培ったモーター技術を搭載したことで、爽快な加速感と、きびきびした市街地での走行を両立。
・「SPORT」「NORMAL」「ECON」の3つの走行モードを選択することで、電力消費の少ない走行からスポーティーな走りまで、ドライバーが自由に選択可能。
・専用のアンビエントメーターでは、走行モードにあわせて色が変化する演出に加え、航続可能距離や出力、電池残量などをモードにあわせて瞬時に表示し、ドライバーをサポート。
・フィットEV専用の車載ナビゲーション画面による航続可能距離と充電設備の場所の表示。
・EV専用エクステリア、インテリアデザインを採用。

 フィットEVは、2011年内に米国での実証実験パートナーであるカリフォルニア州トーランス市、スタンフォード大学、Google社の3団体に納車を予定しています。お客様へのリース販売は2012年の夏に開始し、3年間で約1,100台の販売を計画しています※4。

■フィットEV(北米仕様)の主要諸元
乗車定員:5名
モーター:ギアボックス同軸モーター
モーター最高出力:92kW
モーター最大トルク:256N・m(26.1kgf・m)
航続走行距離※5:
123マイル(LA-4モード:unadjusted)
76マイル(Combined city/hwy:adjusted)
最高速度:時速90マイル(時速144km)
バッテリー:20kWhリチウムイオンバッテリー・東芝製 床下搭載
バッテリー最高出力:100kW
交流電力消費率※6(ガソリン等価換算燃費※7):29kWh/100マイル(116MPGe)(Combined city/hwy:adjusted)
充電時間※8:
120V=15時間以下
240V=3時間以下

※1 Honda測定値 2011年11月17日現在
※2 リモコン操作はクルマから30m以内で可能
※3 240V電源使用時
※4 米国の指定地域での発売を予定しています
※5 Honda測定値 2011年11月17日現在
※6 交流電力消費率とは、走行距離と走行後の充電に要する交流充電電力量より算出します。ここでの交流電力消費率は米国で定められた条件の値で、お客様の使用環境や運転に応じて値は異なります
Honda測定値 2011年11月17日現在
※7 ガソリン等価換算燃費は、ガソリン1ガロンと等価な電気エネルギーを33.7kWhとして換算しています
Honda測定値 2011年11月17日現在
※8 バッテリー残量警告灯点灯から満充電まで


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