更新日: 2018.02.17 07:41
ポルシェLMP1、初の3台体制でWECスパに臨む
プレスインフォメーション
2015年4月28日
FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦、スパ(ベルギー)、LMP1プレビュー
ポルシェ919ハイブリッドが初めての3台体制に
日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は5月2日にスパ・フランコルシャン(ベルギー)で開催されるFIA世界耐久選手権(WEC)第2戦に3台の919ハイブリッドで挑みます。
3台目の919ハイブリッドをドライブするのは、F1ドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグ(ドイツ)、アール・バンバー(ニュージーランド)およびニック・タンディ(イギリス)です。カーナンバー19をドライブするトリオは、この6時間のレースで6月のル・マン24時間レースへ備えます。ポルシェのレギュラーWECドライバーのラインナップは、他の2台のLMP1ハイブリッド・プロトタイプのコックピットに乗り込みます。ティモ・ベルンハルト(ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)/マーク・ウェバー(オーストラリア)組がカーナンバー17を、ロマン・デュマ(フランス)/ニール・ジャニ(スイス)/マルク・リーブ(ドイツ)がカーナンバー18のポルシェ919ハイブリッドをそれぞれドライブします。
3台のそれぞれのカーナンバーは、ポルシェにとって特別な意味を持ちます。カーナンバー17は、今日までポルシェがル・マンで挙げている合計16勝の最初の1勝を1970年に飾ったポルシェ917 KH(ショートテールを意味する"Kurzheck”)へのトリビュートです。カーナンバー18は、919ハイブリッド・レーシングカーと、同じくハイブリッドシステムを搭載したスーパースポーツカー、918スパイダーのテクノロジーにおける密接な繋がりを象徴しています。そして、カーナンバー19は、ポルシェの昨シーズンからのプロトタイプレースへの復帰を果たした919ハイブリッドを示します。スパでは、3台すべてのポルシェ919ハイブリッドが、いつものホワイトのボディカラーでレースに臨みます。今年のチームプレゼンテーションで披露された色違いのカラーリングは、ル・マン限定で登場します。