マセラティ、フェンディとのコラボモデルを公開

「マセラティ グランカブリオ フェンディ」
フランクフルト国際モーターショーでワールドプレミア

モデナ発 — マセラティは、世界を代表するファッションブランド、フェンディとのコラボレーションによる特別仕様車「マセラティ グランカブリオ フェンディ」を9月13日に開幕するフランクフルト国際モーターショーで初公開いたします。

「マセラティ グランカブリオ フェンディ」のデザインを担当したのは、フェンディ家3代目のシルヴィア・フェンディです。クラフツマンシップと伝統において同じ価値観を共有するメイド・イン・イタリーを代表する2大ブランド、マセラティとフェンディが協働して生み出した、最新テクノロジーとクラフツマンシップの結晶とも言うべき最高峰モデルです。

「マセラティ グランカブリオ フェンディ」は、このプロジェクトのためにさまざまな色彩で特別にオーダーされた最高級の素材を使い、歴史あるモデナのマセラティ本社内でつくり上げられました。
“グリージョ フィアンマ フェンディ”と名付けられた三層コートのボディカラーは、玉虫色がかったダークグレーのスペシャルカラー。表面にゴールド仕上げが施されています。
ダッシュボード、ドア内側、シフトレバーなどには、フェンディ伝統のイエローカラーの ウッドトリム“ペルガメーナ フェンディ”を採用。イエローのアクセントカラーは、ブレーキキャリパーやヘッドレストの刺繍にも使われています。

「グランカブリオ」の優美なスタイリングに、さらにダイナミックかつエレガントな美しさを与えているのは、フェンディのブランドロゴとして有名な「ダブルF」です。レザーシートのステッチとして使用されているほか、20インチのアロイホイールの中央にも使われ、ロッ カーパネルのラインに沿ってもロゴがあしらわれています。

フェンディの定番コレクション、「セレリア」の最高級レザー“クオイオ ローマ”は、シフトレバー、フロアマットの縁どりなどのディテールに惜しみなく使われています。また限定版トラベル用ラゲッジバッグとアクセサリーのセットにもこのレザーを採用しています。

「マセラティ グランカブリオ フェンディ」は、究極のテクノロジーに裏打ちされたハンドメイドの芸術と、4.7リッターV8エンジンの開発成果の完璧なる融合を象徴しています。
エンジンは、6速オートマチックトランスミッションによってパワーを引き出され、マセラティ特有のスリリングでエキサイティングなエグゾーストサウンドを奏でます。

このコラボレーションを完成させる最後の決め手になったのが、このモデルのためにシル ヴィア・フェンディが特別にデザインしたロゴマークです。マセラティのロゴ“トライデント”のエッチングとフェンディのロゴ、そして5桁の数字（「5」はフェンディにとって象徴的な数字）をモチーフにした楕円形のシルバーバッジは、パッセンジャーシート前のダッシュボードと、ブラックのソフトトップの両サイドで「マセラティ グランカブリオ フェンディ」ならではの存在感を輝かせています。

ボディカバーには、フェンディの「ダブルF」ロゴを濃淡にデザインした専用ブラックカ バーが用意されています。