更新日: 2018.02.23 17:16
マセラティ トロフェオWS:モンティがチャンピオン
Press Release
マセラティの世界最高峰ワンメイクレース
「マセラティ トロフェオ MCワールドシリーズ」
第6戦アブダビ、最終戦の栄光はセルナジオット、モンティは連日の表彰台に!
アブダビ(UAE)発- 6シーズン目を迎えたマセラティワンメイクレース「マセラティ トロフェオ MC ワールドシリーズ」の最終戦が12月10・11日の両日、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで開催されました。
2010年イタリアのモンツァ・サーキットで始まり、本レースで幕を閉じるワンメイクレースの有終を飾るシリーズチャンピオンに輝いたのはフランス人ドライバー、ロメイン・モンティでした。
2日目の最終レースに勝利したのは、チーム・レッドドラゴンに復帰し、エマニュエル・スムラーとチームを組んだジョルジオ・セルナジオット。イタリア、ヴェネト州出身のセルナジオットは、最後の最後までプレッシャーをかけ続けた4台の車両を制してトップフィニッシュを飾りました。
彼に続いたのは、モンティ、そしてリカルド・ラガッツィーとエイドリアン・デ・リーナーです。シリーズタイトルを獲得したばかりのモンティは前日のレース1公式予選1位につけ、トップ10のスターティンググリッドが予選結果の下降順という規定により10位からのスタートとなり、さらに50kgの重量ハンディを課せられたにもかかわらず、2位まで順位を上げました。
もう一人、9位からのスタートながら着実に3位につけたのがラガッツィーです。
4位にはリノ・クルティ、続いてポールポジションを守れなかったアレッサンドロ・ラツェッティ、オランダ人ドライバーのマシーズ・バッカーが7位に入りました。ジュゼッペ・ファシコロは8位、アンドレアス・セグラーは9位でした。
50歳以上に限定されたタイトル「トロフェオ・オーバ50」は、ライバルのバリー・ボクスターを僅差で制した14位のリチャード・デニーに贈られました。
「マセラティ トロフェオ MC ワールドシリーズ」の“殿堂入り”には、マウロ・カラミア(2014年チャンピオン)、レナード・クッペンス(2012年・2013年)、デイヴィッド・バルディ(2011年)、ピエトロ・ズメール(2010年)に今年の覇者、モンティが加わりました。
2016年、グラントゥーリズモMCはサーキットに復帰し、プライベートチームとして主にヨーロッパとアメリカのGT4ワールドシリーズに参戦します。各チームは車両を納車済みで、GT4規定に適合すべく調整を進めています。マセラティは、メインシリーズに参戦するチームにマセラティトロフェオで蓄積した6年間の経験とノウハウのすべてを活かしテクニカルサポートと部品を供給します。