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投稿日: 2015.10.18 00:00
更新日: 2018.02.17 11:03

全日本F3王者キャシディ「最後まで全力で走った」


●全日本F3選手権 第17戦決勝 上位ドライバーコメント
www.j-formula3.com

■優勝:ニック・キャシディ
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No37/PETRONAS TOM'S F314/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「今日のレースでは理想的なスタートを切ることができました。序盤の2~3周でギャップを築けたので、タイヤをセーブしながら走りましたが、途中でプッシュもできたし、とても楽しくレースができました。昨日の優勝で、チャンピオンシップに対しては余裕がある状態で今回のレースに臨みましたが、自分の強さをアピールしたまま今シーズンを終えたかったので、全力で走りました。ここまで振り返ると、いくつかアンラッキーなレースもありましたが、全体的に強さを見せることができたので、いいシーズンになったと思います。1年を通じていいマシンを用意してくれたチームに感謝したいですね」

■2位:ルーカス・オルドネス
(B-MAX Racing team with NDDP/Car.No22/B-MAX NDDP F3/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「最終戦でベストなスタートを切れなかったのは残念です。スタート直後に関口選手と少し接触してしまった影響だと思うのですが、リヤサスペンションを傷めてしまい、タフなレースになりました。後ろにいた山下選手を抑えるのも必死でしたね。シーズンを通してニスモ、そしてチームにとてもサポートしてもらいました。これまでGTなどツーリングカーを走ってきた僕にとって、初めてのフォーミュラカーレースでのシーズンでしたが、いろいろな事を勉強することができました」

■3位:山下 健太
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F312/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「昨日から大きくセットを変えてみた結果、ペースに関してはだいぶ良くなったなと思います。ただ、中盤と終盤にF3-Nクラスが絡んで前と接近しても、抜くところまで行けなかったのが残念です。特に15周目ぐらいのところでは、リスクはありましたがあと一歩踏み込めれば抜けそうだったので、あそこは覚悟を決めていくべきだったなと。1年間戦ってきた集大成としては少し悔いの残るレースになりましたが、気持ちを切り替えて、今シーズン学んできたことをマカオにつなげたいと思います」