更新日: 2018.02.17 07:53
全日本F3第3戦 決勝上位ドライバーコメント
●2015 全日本F3選手権 第3戦 決勝上位ドライバーコメント
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■優勝:ニック・キャシディ
(PETRONAS TEAM TOM’S/Car.No37/PETRONAS TOM’S F314/TOYOTA TOM’S TAZ31)
「昨日は、こんなふうにトップで勝てると思っていなかったのですが、とてもセーフティなレースができました。スタートも上手くいって満足ですし、1周目に後続にギャップを作るよう意識をして走りました。今日は予選もそうですし、決勝でも山下選手の方が速かったと思っています。そんな中で、ミスもなくタイヤも労わって走り切れたので良かったです。今日のレースで、スタートから1コーナーまででトップに出なければ、ここでは勝負にならないと感じましたが、スタート位置が4番手ぐらいまでのドライバーであればチャンスがあるということだと思っています。明日の第4戦は3番手スタートですが、その意識で明日も頑張っていきたいです」
■2位:山下 健太
(PETRONAS TEAM TOM’S/Car.No36/PETRONAS TOM’S F312/TOYOTA TOM’S TAZ31)
「スタートは失敗ではなかったのですが、キャシディ選手の方が少し速かったです。ここは簡単には抜けないコースと分かっていましたが、ペースは悪くなかったので、チャンスがあれば……、と追いかけていましたが相手はまったくミスがなく、抜き返すチャンスがありませんでした。明日も第4戦はポールポジションからのスタートですが、ちゃんと決めて、勝てるように頑張りたいです。もう1戦は2番手ですが、それもスタートで前に出られるよう狙っていきたいと思います」
■3位:高星 明誠
(B-Max Racing team with NDDP/Car.No23/B-MAX NDDP F3/TOYOTA TOM’S TAZ31)
「スタートは悪くなかったのですが、やはり予選順位が後ろだった分、前には出られませんでした。最初の1~2周はペースが上がらなかったのですが、その後は思った以上にペースが良く、ファステストラップも獲れました。ただレース後半になるとまたペースが良くなかったので、明日はそこを改善できるようにしたいですね。明日の第4戦は2番手の位置からからスタートできるので、スタートを決めて勝ちを狙いたいと思います」
■4位:福住 仁嶺
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F312/HONDA MF204D)
「スタート自体は、前戦の鈴鹿より良くなったと思います。その後、レース前半は前のクルマについていくことができましたが、タイヤが滑るようになってきた後半にうまくクルマをコントロールできず、差をつけられてしまいました。まだまだドライビングで足りない部分があり、タイムがばらついてしまっていますが、他のクルマについて走ったことで自分と違うポイントに気づけたこともありました。明日はまた気温が上がって路面状況も変わると思うので、まずはそれに対応できるようにしたいです。スタート順はひとつ下がりますが、プッシュし続けて、いかにタイムを出していくかが大事だと思うので、とにかく全力を尽くしたいと思います」
■10位(N-1位):三浦 愛
(EXEDY RACING TEAM/Car.No3/EXEDY RACING F307/TOYOTA TOM’S 3S-GE)
「私自身もエンジンストールしかけたのですが、(小河諒選手もストールしており)前に出られたのは良かったと思っています。しかし、せっかくチームがいいクルマを用意してくれたのに、今回のレースは私がそれを活かせていませんでした。いい内容ではなかったですが、シリーズのことを考えるとどんな形でも勝てたのは良かったです。明日は、第4戦はセカンドポジションから、第5戦はクラストップポジションからのスタートですが、私自身、トップとセカンドの差はないと思っています。スタートで前に出るのが絶対条件なので、それは絶対決めたいです」
■11位(N-2位):小河 諒
(TOM’S/Car.No38/KeePer TOM’S F306/TOYOTA TOM’S 3S-GE)
「開幕戦の鈴鹿と同じミスをしてしまい、僕の能力を出せるクルマを用意してくれたチームに申し訳なく感じています。一度追いついてから、三浦愛選手とのペースに大きな差があったので5コーナーでしかけました。ブレーキングでの勝負になりましたが、ここで行ききれず、ぶつかりはしなかったのですがスピンしてしまいました。順位を落としてから2番手までまたポジションを戻したのですが、トップには届きませんでした。明日はレースがどうこうの前に、まずスタートでしっかり動き出せるように、そこをテーマに頑張ります」
■12位(N-3位):DRAGON
(B-Max Racing team/Car.No30/ B-Max Racing F308/TOYOTA TOM’S 3S-GE)
「鈴鹿でもそうだったのですが、レースウィークの走りはじめは速いんです。日が進むにつれて疲労がたまってきて、体力の足りなさを痛感しています。レース中のペースも、終盤になってくるときついなというのが正直なところで、そこを改善しないと前の2人と勝負に持って行けないなと思っています。明日は集中力を高く持って、まずはミスしないようにレースを進めていきたいです。ここはなかなか抜けないコースですから、ミスをしなければ最後までポジションをキープできるのかなと思います。それを目標に頑張ります」