スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2014.09.13 00:00
更新日: 2018.02.17 02:53

国本「明日はタフなレースになると思います」


2014 SUPER FORMULA
P.MU/CERUMO・INGING Race Report
第5戦 オートポリス

9月13日(土)
<予選>

天候:曇り|コース状況:ドライ

#38 石浦 宏明 14位 / #39 国本雄資 2位

 シリーズ終盤戦を迎えた2014年の全日本選手権SUPER FORMULA。9月には2週間インターバルの“グランプリ・スケジュール"で2戦が予定されているが、先ずはオートポリスでのシリーズ第6戦だ。阿蘇を取り囲む外輪山の山麓に開発され90年にオープンしたオートポリス・サーキットは、オープニングイヤーに全日本F3000選手権レースを開催するなど、トップフォーミュラとは縁の深いサーキット。高低差が大きく、まるでマウンテンロードのようなレイアウトが特徴で、ドライビングだけでなくクルマのセットアップにおいてもオールマイティさが要求されるコースだ。これまで、毎年のようにレースが開催されてきたから、サーキットに関してのデータは、各チームともに豊富に蓄積されているが、今回は事前のテストもなかったから、今シーズン用のニューマシン、SF14ではレースウィークに入ってから土曜日の公式練習が初走行。ドライバーにもチームにも素早い適応力が求められる所以となっている。

 注目された土曜最初のセッション、1回目のフリー走行は午前10時から75分間にわたって行われた。レース本番用にロングラップを重ねつつ、公式予選に備えてセットアップを進める、濃密な75分間となったが、P.MU/CERUMO/・INGING SF14の38号車をドライブする石浦宏明が3番手に着けて上々の滑り出しを見せた。39号車の国本雄資は若干タイムが伸び悩んだが、それでも8番手に着け、午後の公式予選での巻き返しを期していた。