更新日: 2018.02.16 14:08
長き伝統と継続性。ポルシェ911の50年
プレスインフォメーション
2013年2月08日
ポルシェ911の50年
日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)の911はその誕生から50年にわたりポルシェブランドの要であり象徴的なスポーツカーであり続けています。シュトゥットガルトで開催されるクラシックカーのショー「レトロクラシック」への出展を皮切りに、ポルシェでは様々な記念イベントを予定しています。
世界を見渡しても、ポルシェ911のように長い伝統と継続性をもつモデルはほとんどありません。1963年9月のIAAフランクフルトモーターショーで901として展示されて以来、世界中の自動車ファンを感動させてきました。究極のスポーツカーである911は今日、世界のスポーツカーのベンチマークと見なされるモデルであり、またポルシェのアイコンでもあります。カイエンからパナメーラまで、すべてのポルシェが各カテゴリで最もスポーティな車であり、911の哲学を受け継いでいます。
これまで82万台も生産されたポルシェ911は、世界で最も成功を収めたスポーツカーです。7世代に及ぶ911は、ツッフェンハウゼンとヴァイザッハのエンジニアによって進化し続け、そのたびにポルシェブランドの革新力を世界に示してきました。スポーツ性と日常における実用性、伝統と革新、独自性と社会的受容性、デザインと機能のように相矛盾する特性を調和させた車は、911の他にありません。各世代が独自のサクセスストーリーを刻んでいるのも不思議ではありません。フェリー・ポルシェは、911の特徴について最も的確なコメントを残しています。「911は、アフリカのサファリ・ラリーでもフランスのル・マンでも、劇場に出向くときであれ、ニューヨークの街中であれ、どこにでも行ける唯一の車です」。
ポルシェ911は、そのユニークかつ伝統的なデザインに、常に先進テクノロジーが導入されてきたモデルです。911で初めて導入されたアイデアとテクノロジーの多くは、サーキットからフィードバックされたものです。911はパフォーマンスを最優先するモデルとしてデビューし、モータースポーツを最も重要な実験の場としてきました。デビュー当初から今日まで世界中のサーキットで活躍し、万能で頼もしい勝者としての評判を得てきました。事実、ポルシェがレースで挙げた3万回もの勝利のうち、優に3分の2以上が911によるものです。